前回までのあらすじ

本編あらすじ
突如吐血した三角。
「フラフラの君が相手なら ボクにも手が読めちゃうよ」と「トレジャー」を設置する真経津だが、三角は「オレ達はどんどん分かり合えてる」「嘘も瘦せ我慢も 友達には通用しない」と構わずに岩を選択する。
17ラウンド2戦目、結果は───
17R後半 | 岩残数 | 削岩数 | 連続削岩数 | 特殊アイテム |
真経津 | 15 | ±0→+1 | 2/5→3/5 | 大喰らいの人魂 |
三角 | 9 | ±0→+2 | 0/5→2/5 | 先人のツルハシ 大喰らいの人魂 |
「無気力瓶」ではなく「大喰らいの人魂」を選ばせた事で、やや真経津が攻勢になり始めたか、と喜んだのも束の間、今度は真経津が吐血。
削岩と洗浄が進む中、獅子神は「なぜいつまでもスケルトンキーを使わないのか」と憤る。
「使いたくても使えんのだ 互いにキーを使わないことで相手に使わせないようにしてるんだからな」
「よくもまああんな単純なルールで こんな複雑な状況を作り出したもんだ」
「最初からこうなるってわかってたのなら ワンヘッドの奴らはまさに悪魔だよ」
「賭けるしかないな 神の祝福が活きることに」
「一人でいいからわかるように説明しやがれ!!」
洗浄が終わり、18ラウンド。
場が進む中、御手洗は「真経津さんが勝てる数字がどこにも見つからない」ことに気付いてしまう。
削岩数が多い三角が毒で死ぬ可能性を考えるが、そもそも毒殺には240分粉塵を吸わせる必要がある。
他、スケルトンキーを使った場合などあらゆる可能性を頭の中で計算するが、どうあっても真経津が勝つ未来が見えない。
18ラウンドの結果は───
17R後半 | 岩残数 | 削岩数 | 連続削岩数 | 特殊アイテム |
真経津 | 14 | ±0 | 0/5 | なし |
三角 | 7 | ±0→+2 | 0/5→2/5 | 先人のツルハシ 無気力瓶 |
ところが、結果反映のための削岩がひと段落したところで、突如三角が激痛に襲われ悲鳴を上げる。
真経津は「ボクは痛まないけど その痛みは理解できるよ」と話す。
それはまさに、「ブルー・テンパランス」の減圧症状と全く同じ。
「デビルズマイン・ツインズ」のゲームブースは密閉された空間であり、洗浄のたびに空気は排出され、軽くなるたびにヘル・インゴットは上の方に持ち上げられていく。
さながら密閉された注射器の中にいるように、岩を掘れば掘る程、減圧に襲われる仕組みとなっていたのだ。
「君は減圧で気を失い 時間切れで殺されるんだ」
「うん」
「知ってるよ」
感想
一番最初に書いとく
何よあの終わり方!?!?!?
ちょちょちょ、マジでこれ次回どうなっちゃうの…?
神=ユミピコが合ってたなんて…!
洗浄の時の感覚で、「ブルー・テンパランス」と同じギミックが施されている事に気付いていたんですね…!
だからこその「神」発言!
いやでもそうなると
順調にゲームを進めていると、絶対減圧に苦しめられる仕組みだったんですかね??
近頃三角さんは絶好調で、2ブロック削岩がデフォルトでしたが…
2ブロック削岩を何度も繰り返していると、減圧症状が酷くなる仕組み?
1ブロック削岩だけならそうでもなかったんですかねえ…。
と、いう事を踏まえてスケルトンキー。

「潔癖症」は置いておいて、「ワーカホリック」と「運命論者」のヤバさが際立ちました。
「ワーカホリック」…これで1ターン最大3ブロック掘れるわけですが、毎回これをやっていたら多分減圧で死にます。下手したら1回3ブロック削減するだけでダメージすごいのかも。
「運命論者」…何も考えなければ、ヘル・インゴットがたくさんあるうちに使う方が有利でしたが、そうなると最大15ブロックを一気に削れるわけで、たぶん最初に使った時点で死にます。

…ところで、↑のスクショを撮るために174話を見返して気付いたのですが、白金主任が「スケルトンキーはゲーム中一度だけいかなるタイミングでも使用することができ」と言ってますよね。
いかなるタイミング…?
これって例えば、ゲーム終了直前、「より多くヘル・インゴッドを残していた方の岩が落ちてくる」瞬間も使えちゃう…ってコト…?
ところで御手洗君さァ…
やってる事が獅子神さんと同じじゃないか??
イマジナリー眞鍋先生もgetしてしまったし、こりゃ御手洗君がギャンブラーとなって真経津さんと戦うルートがマジであったりする??