【ジャンケットバンク】第136話 牙頭さんの凄さと真経津画伯の凄さ【ネタバレ】

前回までのあらすじ

前回登場したルールをおさらい！

・自身のブタは５匹
・自身のブタとは別に、「労働ブタ」を６匹集めることが勝利条件
・「労働ブタ」はいかなる方法でも取り戻すことは出来ない
・オオカミは可能な限り必ず何かを襲撃指定しなければならない
・オオカミは別の「オオカミ」を襲撃指定にする事が出来るが、ビビって何も行動は起こさない
・オオカミがその場で襲撃指定できるものがない場合、ストレスで自身のブタ２匹を喰い殺す
・オオカミがその場にいない場合、あるいは全ての種類のカードが場に出た場合、あいことなりゲームは流れる
・ゲームは３戦１ラウンド、ラウンド無制限

本編あらすじ

デモプレイが終わり、席順も変更したところで、「ピーキー・ピッグ・パレス」開幕。

司会の灰谷によるくじ引きの結果、親番は牙頭となった。

「オレはおめーらを甘く見ねぇ」と言う牙頭はその言葉通り、天堂にカードの並びを見られないよう隠すという徹底ぶり。

「デカい図体の割に細かい男だ」と村雨に揶揄されるも、「オレは納得するためならなんでもやる」とどこ吹く風の牙頭。

「そしてオレは知ってる」
「テメェが納得できる一番の方法は」
「満たすことだ　自分自身の欲望をな」
「ブタを全部よこせ　オレは欲張りなんだ」

牙頭・漆原が札を選択し、村雨の番。

天堂は「いい加減に目を覚ませ　神の声に耳を傾けろ」と村雨に言うが、村雨は今必要なのは診断を下す事、と聞く耳を持たない。

全プレイヤーが札を選択したことで、第１ラウンド、１戦目の結果は───

この結果、オオカミである牙頭は当然、天堂のブタを襲撃。

舞台は変わり、この試合をリモート観戦している真経津たち。

真経津は（本人以外には判別不能な）カードを作り、「オオカミ」と「レンガ」のカードを切れば、自分のブタが奪われることはないと解説。

「このゲームは１ラウンドが３戦しかないのに　自分の身を守れるカードが２枚もあるんだ」

「結構ガードが堅いんだな」

「だから親番はスゲー重要だよね　誰よりも早く「オオカミ」が攻撃できる」

つまり、親番である牙頭が「オオカミ」を出すのは定石。ごく普通の、真っ当な手。

「誰にでも予測できる普通の手を　彼はあの場で通した」
「それがどれだけ大変なことか　獅子神さんならよく知ってるよね」

相対するのが村雨と天堂という二匹の化け物である以上、単純な手がそのまま通るはずもない。

それは紛れもなく、牙頭もまた化け物であるという証明に他ならないのだった。

感想

牙頭さんマインド普通に見習いたい

村雨さんの事を調べていたのと同様に、天堂さんの「目」の事も調査していたらしい牙頭さん。

札をしっかりガードして見せないようにしていましたね。

確かにちょっと「ショボい…」と思ってしまいますが、天堂さん対策としてはこの上ありません。

この、他人からどう思われても実利を取るスタイル、好きです。

更に「納得こそ 幸福への唯一の鍵」という言葉。

年が明けて早々ですが、それなオブザイヤーに早くもノミネートする名言です。

前にどこかで見ましたが、三食モヤシしか食べない生活だとして、本人が望んでモヤシばかり食べているのか、他に選択肢がないためモヤシばかり食べているのかでは180度違いますよね。

…あれ？
ちょっと違う話ですかね？

ともかく、牙頭さんのこのマインド良いですね。

さすが焼き土下座レストラン社長。

天堂さん

村雨さんに見えていない何かを見抜いているのか、それとも…

いや本当にどっちなのか分からず困惑しています(thinking face)

真経津画伯

陶芸の時から片鱗を発揮していましたが、絵心も皆無ですね！

左手がオオカミで、右がレン…レンガ？？何が？？？

さんざんコメ欄でも騒がれていたかと思いますが、ジャンプラでのあけおめイラストで絵心を発揮していた黎明くんとは雲泥の差です。

もう真経津さんが描いたカードでゲームすれば真経津さん勝つんじゃないんですかね。みんなカードの意味分かんなくて。

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やっぱり、パーティー用の正装じゃないとダメなんですかね？