前回までのあらすじ
シヴァリング・ファイア、堂々の決着。
本編あらすじ
「シヴァリング・ファイア」を観戦していた特0主任・城之内は、真経津と眞鍋の戦いに感銘を受けていた。
それを冷めた態度で眺めていた小夜子は「なんでわざわざ命なんか賭けるの?」「お金なら死ぬ程持ってるのに」と疑問を口にする。
「わからんか小夜」
「もはや金は 彼らの人生を豊かにする程の力を持たんのだ」
そういう意味だとワンヘッドにいるギャンブラーも倉庫にいる連中も本質は同じ。
答えの出ぬ問いを解こうとあがいているのだと城之内は語った。
舞台は変わり、村雨邸。
シヴァリング・ファイアでのダメージを治療された真経津は、村雨にチクチクと嫌味を言われていた。
だが全く意に介さぬ真経津。
村雨にワンヘッドで戦った感想を聞かれ、
「楽しかったよ」
「求めてたモノがあった みんなも来ればいいのに」
と答えた。
当たり前のように集合していたギャンブラー達は、そのまま「第3回お好み焼きパーティー」を開催する流れに。
黎明のイカサマを見抜けなかった獅子神と天堂が攫ってきた「咎人」と同じ空間にいたくなかったという村雨の二人が買い出しに出かける。
帰路、二人の背後に迫る車。
「止まれ」「そこの間抜け面2人」
それはライフ・イズ・オークショニアにて銀行に「処理」されたと思われていた、山吹千晴。
時雨の眼鏡を胸にかけた彼は、「真経津晨は”大人”に目を付けられた」「面倒事に関わりたくなきゃ アイツとの友達ゴッコは早めに切りあげろ」「アイツが何をするつもりか知らねぇが オメーらは利用されてる」と唐突に「警告」を始めた。
相手の事は徹底的に調べ上げていた山吹。
獅子神が小学校で給食費を滞納した回数も、村雨が中学時代飼っていたペットの名前も分かるという山吹が、真経津が去年どこに住んでいたかすらも分からないという。
そんな山吹に対し、友人の陰口を叩くな、と憤る獅子神。
村雨は「真経津の情報を集める条件で生かしてもらったな」と山吹に迫る。
山吹が去った後、「なんだったんだ?」と呟く獅子神だったが、その時獅子神と村雨の携帯に同時にメッセージが届く。
『主任解任戦出場通知』
「は?」
「何だコレは?」
感想
久々の特0!そして城之内主任と小夜子さん!
まさかの、城之内主任…!
真経津さんと眞鍋先生の間に、確かな理解や友情のような結びつきが生まれていたという事だけでも尊いですが、
他のキャラクター目線でも眞鍋先生の事が評価されると、なんだか嬉しいですね。
そして小夜子さん。
すごいところで寛いでますね(笑)
前回登場した際も、城之内主任LOVEっぷりはすごかったですが、今回はお互いの事を「ブッキー」「小夜」とあだ名で呼び合う仲の良さを見せてくれました。
「寿(ことぶき)」だから「ブッキー」なんですね
仲良すぎやろギャンブラーズ
まず一言。
マトモな調理器具のない村雨邸でお好み焼きパーティーってマ???
あとは順々に突っ込んでいきたいと思います。
真経津さん!
味混ざるのもオツなもんですよ!
獅子神さん!
投資家と仰ってますがお休みの日を設定されているのですね素晴らしい!
村雨さん!
全力でワンヘッドから逃げて!ヒーラーのままでいて!
黎明くん!
楽しそうでよかった!
ユミピコ!
いいぞもっとやれ!!
お前が生きてたか…
どう考えても不穏なショーで命を散らしたと思われていた山吹さん。
生きてました。
なんだったんですかね、目隠しされてアツアツおでんでも食わされたんでしょうか?
…と愉快な想像をしたのも束の間、
案外「山吹は無傷だが、既に絶命した時雨の身体が目の前で○○」的な精神面をベッキョベキョに折ってくるショーだった可能性もあるなァ…と考えたりしまして、人の闇の想像力って無限大やでぇ…となり僕は私はオレはSCP-231。
しっかし…前話で眞鍋先生が亡くなってしまった事を考えると…
「え、今このタイミングで生存を出してくる???」
とも思ったり…。
ううん…。
眞鍋先生は、あの散り際が美しかったのであって、もしあそこから生きているとしてもそれは…。
いやでも…。
ううん…(眞鍋先生のファン心理)
「真経津晨」
薄々感付いてはいましたが…
「真経津晨」
去年どこに住んでいたかも分からないという事は、「真経津晨」という人間が(ジャンケットバンクの世界で)今年から突如出現した、という事ですよね。
85話でその片鱗が見えていましたが、真経津さんが真経津晨さんじゃないというか、そもそも真経津晨さんという人間自体が作られたもの…??
??????
マンガのジャンルが変わってしまうか賭けません?