前回までのあらすじ
獅子神さんヤババフラグ建設株式会社
本編あらすじ
ゲームに敗けて「死」を迎えた際のイメージトレーニングを行う獅子神。
自分が死んでも何も変わらない、獅子神の遺産で親はギャンブル三昧、相続税も払えず大惨事を迎える。
「最悪だな 絶対死んでやらねぇぞ」
イメージトレーニングのため”臨終ごっこ”に付き合わせていた村雨に、自身が強くなるためのヒントを求める獅子神。
「弱い者が負ける理由にはパターンがあるが 強い者が勝つ理由は千差万別なのだ」
”相性の差”といった高度なものは、同等の実力者同士の間でしか発生しない。
弱者は怯まず、勝てる理由を己で見つけなければならない。
”思いやり”に目覚めた村雨の言葉を胸に、獅子神はゲーム会場へ向かった。
今回のゲーム会場は華やかなドクロがあしらわれたデザイン。
ただし今までと異なり、ギャンブラー達が立つステージにテーブルや個室といったものは存在していない。
本来は蛇谷が審査役を務めるらしいが、到着が遅れているらしく前回に続き灰谷が場を仕切っている。
審査役も遅刻、対戦相手もまだ来ていない事に憤る獅子神。
獅子神の担当行員である梅野は「伊藤班がギャンブラーの情報を隠蔽している 敵も手段を選ばなくなった説が有力です」と話す。
「皆様左手の扉にご注目ください!! もう一人の主役がようやく参りました!!」
そこに姿を見せたのは───
「ごきげんよう 観測者の敬一君」
「こちら 今日はワルモノの黎明だ」
NEXT GAME
「デッドマンズ・キャンドルライト」
感想
まずは。
黎明くんが対戦相手!!!!
キャ─────────!!!
キャ──────────────────!!!!!
…
はい、では他の感想を時系列に書いていきます。
臨終ごっこ
縁起でもない(笑)
しかし獅子神さんの親御さん、ご存命だったんですね…。
勝手にもう他界されているものだとばかり思っていました…。
息子がこんなハイパーブルジョワになっていたら、お金せびりに来そうですが…。
上手い事居場所を隠しているのでしょうか?
村雨さんにヒントを求める辺りも、獅子神さんの成長っぷりを感じました。
プライドは捨て、勝利に必要なものを貪欲に獲ろうとするその姿勢…
思いやりにあふれた男・村雨
素直に助言を乞うた獅子神さんもキュンですが、それに対し普通にヒントを与える村雨さんもキュンです。
だてに思いやりに目覚めていない…
…そして既にこの時点で「あなた"達"のゲームを見る」と言ってるんですよね…。
黎明くんじゃん…
今回、やけに獅子神さんの「大丈夫!?」が長いなあと思っていたんです…。
だってホラ、いつもならそろそろ対戦相手の参戦ムービーが始まる頃だったじゃないですか。
なるほどなぁ…。
服も黒いしコンタクトレンズも今回のゲーム仕様だし…
これ完全に知ってましたね!!!
…いや、っていうかコンタクトレンズ…
これゲーム内容も事前に知ってたってコト…?
デッドマンズ・キャンドルライト
カラフルなドクロといえば、やはりメキシコですよね。
あらすじのところにも書きましたが、今回はステージ上にはなんの設備もありません。
どういった形式のゲームなのか、全く想像つきません。
死者の灯り…
会場が真っ暗になって、ロウソクの灯りだけを頼りに人間すごろくをやるよー…みたいなゲーム!?
わかんないっすね
次号は巻頭カラーとの事!!
華やかでカラフルなページが見られそうで、今からワクワクしています!!