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【ジャンケットバンク】第38話 感想 セレブリティお散歩

2022年6月20日

前回までのあらすじ

悪趣味な「見世物」を廃止するには、他班の主任を蹴落とすしかない。

そして渦中の主任・宇佐美と伊藤が、今まさに対峙していた───

本編あらすじ

優秀なギャンブラーと狂信的な新人───危険なオモチャを手に入れた宇佐美を「潰したくない」からと、自分の部下になるよう勧誘する伊藤。

だが宇佐美は「ほざけ」と一蹴。

宇佐美の性格を理解している伊藤は、これ以上の長話は無意味と判断。それどころか考えを読まることを危惧し立ち去る。

そして班の執務室に戻った宇佐美は、御手洗が荒れている場面に出くわす。

人の死を笑う金持ちと 特5のクズが許せません」と言う御手洗だったが、そこに意見したのはしいな。

出典:ジャンケットバンク コミックス5巻より

銀行は通常の賭場とは異なり、胴元が儲かる仕組みがない。

特別業務部の真の顧客は、御手洗が嫌う金持ち達。

競馬のように、彼らがギャンブラーの勝敗に賭ける事で、この賭場は成立している。

つまり特5は、イカれた客の御用聞きをしているのだ。

私も特5なんて大嫌いだけど 無知な気分屋男はもっと嫌い

ずけずけと言い放ち、部屋から出て行ってしまうしいな。

言い方はともかく 彼女の話は正しい」と、宇佐美は話を続ける。

客が望むのであれば、観劇・ホテルの手配・ゲームのお相手・犬の散歩───合法か否かは問わず、どんな要望も叶える特5。

そんな彼らは特4とは業務体系が大きく異なり、客からの「投票」によって序列が決まるのだという。

VIPは賭場で使った金額に応じて貢献値(ギフト)と呼ばれる投票券を受け取る。

アイドルの投票のように、VIPからその票を集めることで、特5の行員は特権を得ることができる。

媚びる力が全てを決める あそこはそういう部署です

そして御手洗がやろうとしている事は、そんな部署から、売り物を奪うということ。

並の行員には不可能な大仕事。

可能性があるとすれば、それは「課長」。

課長になんて興味はない、できる気もしない、けれど「真経津さんが死ぬ時に 嘲笑なんて必要ない」と断言する御手洗は、宇佐美に「課長になってください 他の主任は僕が倒します」と言う。

それを受けた宇佐美は、「甘い言葉を鵜呑みにする程 私もウブじゃない」「まずは稼いでください」と答える。

”主任解任権”の代金は キャリア100年です

感想

宇佐美主任と伊藤主任の楽しい会談

あまり長い会話はしていません。

しかし、互いが互いの考えを読んでいるという事が伝わってきて、「主任」のレベルの高さを感じさせました。

穏やかな宇佐美主任が一コマだけ見せたマジ切れ顔…怖いですね…

特5の業務形態

「媚びる力が全てを決める」というのも、またなんとも特殊な世界です。

「媚びる」という文字だけ見ると、あまり良い印象は受けませんが、「媚びる」を突き詰めるのもそれはそれで凄い事のような…。

そして前回、周防さんが貰っていた謎の紙幣は貢献値(ギフト)だったのですね。

そりゃ喜びますよね…。

出典:ジャンケットバンク コミックス5巻より

出典:ジャンケットバンク コミックス5巻より

!!?

こんな「犬の散歩」見たことあります???

キャリア100年!?

伊藤主任の「独裁権:キャリア150年」でかなりの強者感が出ていましたが…

人の平均寿命を超えるキャリアが出てくると、ヤベー感がマシマシになるっすわ(語彙力)

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