前回までのあらすじ
なまえ : ミタライ アキラ
ステータス : 異常
せつめい : マフツ さん に 「じゃま するな」 と いわれて こころが ズタボロ
ついでに ヒルマ くん に はらパン されたよ
本編あらすじ
毒薬でボロボロの真経津(マフツ)は、医師である村雨(ムラサメ)の家に来ていた。
胃カメラで胃の様子を診てもらった後、真経津は”ラベルが2つあったにも関わらず、毒の種類は一種類しかなかった”と文句を言う。
それに対し村雨は
「ありがちだな」
「ゲームの罠を疑う奴用の罠だ」
「1/2ライフでは まれに見かける」
と返した。
その後、獅子神(シシガミ)が真経津のために作ったお粥を食べながら、3人のギャンブラーは”オークション”について語りだす。
「なんのオークション?」
「オマエの担当行員の話だよ」
口座を持っているギャンブラーならオークションに参加できること、ギャンブラー落ちだけでなく行員も買えることを獅子神は真経津に説明する。
また、担当が代わると面倒が多いと、村雨も真経津に御手洗を買うべきだと遠回しに告げる。
「ボクは 面白い人が好きなんだ」
「ボクは慈善じゃなく 欲のためにお金を払う」
「欲しくなったら いくら出しても買い戻すさ」
舞台は変わって、カラス銀行。
榊(サカキ)は宇佐美(ウサミ)に、「アイツどうにかならないんですか!?」と言うも、ここからは”特別業務部最悪の課”特別業務部0課 特別債権管理課の仕事だと返す。
姿を現した特別債権管理課の黒光(クロミツ)は、宇佐美と榊に、円滑なやり取りの感謝を述べた。
「宇佐美主任からは仕事への敬意を感じます」
「他者に敬意を払い尊重する 人にとって これより大切なモノなどありません」
「だからウチでは」
「徹底的に教え込むんですよ」
「債務者(コイツら)は人じゃないと」
宇佐美と榊が去った後、黒光は債務者たちに、ビデオカメラに向かって氏名・年齢・性別を言うよう指示する。
初めに指名された男は動揺がおさまらず、「オレ…あの」「マジだと思わなくて…」「あの」「払うと思うんスよ」「親」「ス スンマセン……だから」と弱々しく言葉を紡ぐ。
黒光はそれを「なんだか 少し誤解があるみたいだね」と遮ると、一切の躊躇いなくナイフを男の首に刺した。
「ガンを治せとか 新しい星を発見しろなんて言ってない 自己紹介するだけでいいんだよ」
黒光は苛立っている事を隠そうともせずに続ける。
「君達は大事な商品だが 円滑な輸送のため 俺達には自己判断で20%までの商品を破棄する権利が認められてる」
「十分に注意を払ってくれ 運送中の物損事故に」
自席に戻った宇佐美は、渋谷(シブヤ)に「御手洗の件で何か策があるのか」と尋ねられていた。
「御手洗暉から 真経津晨の担当権を買いましたよね?」
無茶な勝負を受けさせる条件として、真経津の担当権を預かっていた宇佐美。
「もしかしたら 強奪(ソッチ)が狙いだったのかな?」
だが宇佐美は、「強奪するならキャリアも一緒に奪っている」と否定。
「今回の敗北は確かに予定通りでしたが 彼に今 もっとも必要なものを与えてくれます」
「挫折を」
「転んだことのない人間に 現実など見えはしませんよ」
感想
わちゃわちゃするギャンブラー達
お休みの日トリオ!!
こんなに早く、またこの3人組を見られるとは思いませんでした!
胃カメラを使われていましたが、個人的には毒の処置自体はカラス銀行で行われたのかな、と思います。
つまり真経津さんは、「村雨さ~ん、ボクの胃見てみてよ!毒ですっごい事になってるよ!」…と胃の自慢(?)に来たとか?(笑)
毒の話の流れを見ていると、今回のゲーム内容について愚痴りたかったんですかね?
ムッとしている様子の真経津さん、イイですね!
そして当分食事制限が必要な真経津さんのために、お粥を作ってあげる獅子神さん………
えっ何で!?(笑)
面倒見良すぎんか!?この人!
しかも、村雨家はロクな調理器具がないらしく、投薬トレイでお粥を作ったそうです。
…私医療関係者ではないため、投薬トレイなる言葉すら初耳でした。
わざわざ新品を開けてまでお粥を作ってくれたらしいです…。
「オレは二度とこの家で料理しねーぞ!!!」と言ってますが、順調にいけば、その機会は二度と来なさそうです(笑)
獅子神さん、再登場してから株が上がりっぱなしですよ(笑)
そして私、前回
獅子神さんに買ってもらえればワンチャン起死回生あるかもしれません…が、獅子神さんが買うのはあくまでも「自分に負けた相手」ですし、御手洗君を救う義理は特にないんですよね…。
と書きました。
確かに獅子神さんが御手洗君を買い戻してくれる…わけではなさそうですが、かなり気に掛けてくれているのが分かります。
また村雨さんも、「あのボンクラならそう高額にもなら(ない)」と言ってくれてますね。
(まあ、村雨さんの場合は本気で「面倒だから」という理由なのかもしれませんが…)
村雨さんに「ちょっと待て」「あなたは なんのために人を買ってたんだ?」と訊かれ焦って誤魔化す獅子神さん、
誤魔化された後も「じー…」と見つめている村雨さん、
どちらもキュンです!!
トドメが、黎明くんからのメールですよ!
連絡先交換してたんですね(笑)
まあ確かに、お休みの日に獅子神さん・村雨さんに連絡していたので、どこかで連絡先交換をしていたとしても不思議ではないですが…(笑)
お休みの日トリオが、いずれお休みの日カルテットに進化するのでしょうか!?
特別債権管理課の登場
少し整理すると、御手洗君や宇佐美主任たちは「特別業務部 特別審査課」=特4。
ジャックポット・ジニーで登場した周防さんは「特別業務部 特別営業課」=特5。
そして今回登場したのが、「特別業務部 特別債権管理課」=特0 です。
ちなみに、コミックス2巻に登場している特別業務部の組織図には「特別事務課 特三」の表記もあります。
しいなさん以来の女性行員!!
しいなさんもセクシーな恰好だなぁと思ってましたが、この女性もまたすごい格好(笑)
つなぎを着ている男性行員の方も気になります。
ドナられる御手洗君
そんな特0により、ドナドナド~ナ~ド~ナ~♪と売られてゆく御手洗君。
ゲーム前の宇佐美主任との取引内容、宇佐美主任は御手洗君が今回負けることを見越していたようです。
…という事は、御手洗君がここから巻き返す機会はあるという事です。
私、どうしてもこういう場面で浮かぶのが、カイジのエスポワール号なんですよね。
エスポワール号でも、カイジは裸に剥かれ焼き印を押された状態から、機転を利かせて復活する事が出来ました。
真経津さんも「欲しくなったらいくら出しても買い戻す」と言っていましたし、この先何らかの方法で御手洗君が自身の価値を見せつけ、真経津さんに買い戻してもらう―――そんな展開になるのでしょうか。
価値を見せつける場面。
オークション会場で、債務者同士のギャンブル…なんてものがあるのでしょうか?
全く先の見えない展開ですが、
なんと、
来週休載なんです…。
悲しいですね…。
悲しいですが、2週間じっくり、予想・妄想をして待ちましょう!