前回までのあらすじ
「デッドマンズ・キャンドルライト」、開幕。
黎明の強さを知っていたはずの獅子神だったが、第1ラウンドから最悪の結果───「たいまつの死者」を通してしまう。
本編あらすじ
早速残り時間を半減してしまった獅子神。
「このゲームでは スコアを稼ぐなんてのは二の次だ」
「まず絶対に避けなきゃならないのは "たいまつ"を通し タイムリミットを縮めること」
「残り時間が少ない奴は 待ってりゃ勝手に死ぬんだからな」
攻守交替して、第２ラウンド。
ゲートキーパー側の黎明が先に門番を配置しなければならないが、黎明はのんびりとくつろいでいた。
「５分以上の遅延」が反則行為となるため、４分５９秒まではダラダラする、と余裕の構え。
「難しく考えすぎなんだよ 世界はそんな複雑じゃない」
「強くなったとか偉くなったとか 金を稼いだとか善行を積んだとか」
「そんなコトは重要じゃないんだ」
「お前はオレを魅せない だからオレと戦えない」
「魅力的じゃないモノを オレは世界に入れないからな」
「偉そうにふんぞり返ってるとこ悪いんだが 意見の相違って奴だ」
「世界に入れていただくつもりはねぇ 押し入ってブン殴るんだからな」
たっぷり時間をかけた黎明とは対照的に、即断即決の獅子神。
第２ラウンドの結果は───
| 【門番】黎明 | 歓迎 | 鉄壁 | 居眠り |
| 【旅人】獅子神 | ハート | たいまつ | ハンマー |
| 【門番】黎明のスコア | ハート×2 | 変化なし | ハート-1 |
| ハッピーハート | ロウソク | |
| 獅子神 | 0 | 2本/5本 |
| 黎明 | 0→1 | 1本/5本 |
ダメージを負わず、理論上最高の組み合わせで勝利した黎明。
「スコアを稼ぐのは二の次」と言ったばかりで、ハートを手に入れてしまった。
黎明の強さに恐怖を覚えながらも、「こんな時こそ敵の強さを睨みつける」と果敢に第３ラウンドに臨む獅子神。
「お前は友達としては魅力的だけど 敵としてはオレを魅せない」
「友達だから教えるんだ もう少し急いだほうがいい」
「いつまでもオレを魅せないなら 見なくて済むようにする」
「ゆっくりする時間は オレにしか残ってないんだ」
感想
露骨に「ウサギとカメ」みたいだけど…
自分の残り時間をガンガン減らしていく黎明くん。
黎明くんが時間を減らしたからといって、獅子神さんの残り時間には影響ありませんが…
これが初出のギャンブラーなどであれば、獅子神さんを舐めていて後で足をすくわれる、ウサギとカメ的な展開になるのでしょうが、やってるのが黎明くんなんですよね…
「獅子神さんの残り時間には影響ない」と書きましたが、時間は減らずとも、毒の混ざった空気を吸う時間は確実に伸びてますよね。
吸うだけで人を殺すような毒なので、蓄積ダメージもバカにならないでしょう。
毒入り空気を長く吸わせて意識朦朧 ⇒ ５分以上の遅延 ⇒ 反則負け
をさせようとしている…とか？
それはそれとして、リラックス？余裕ぶってるポーズの黎明くんSUKI。
デリバリー
デリバリーって普通美味しいと思うけどなぁ…。
真経津さんも村雨さんもユミピコも、揃いも揃って自炊しなさそうなので、獅子神さんのご飯を食べてる時以外はデリバリーに頼ってそうですけどねぇ…。
村雨さんは好物がテンダーロインなので、デリバリーよりは外食がメインな気もしますが、真経津さんって「外に出るのめんどくさ～い」とデリバリー頼みなイメージが強いです。
ユミピコ？
ユミピコは…あの姿で吉野家とか通ってたりして？
黎明くん用のゲームに見えてきたコレ
「自分の世界」というものを特に大事にしている黎明くん。
門番となり、相手を通すか・通さないかを選ぶこのゲーム。
黎明くんにピッタリなゲームですね…。
「友達としては魅力的」
黎明くん、獅子神さんのこと結構好きなんですね(笑)
基本、黎明くんが下の名前で呼んでいる相手はかなり気に入っている、という事でいいんだろうか…？
…と思いましたが、黎明くんって「下の名前で呼ぶ」or「存在を認識しない」の２択しかない気がしてきました。
下の名前で呼んでいる以外の場面があったら教えてください…
（思い出せません…）
