前回までのあらすじ
友情パパワー!!!
本編あらすじ
第4ラウンドやり直しの前に、削岩結果の反映。
両プレイヤー1ブロックずつ削岩を終え、「トレジャー」側の真経津がカードを設置する中、御手洗は「引き延ばしは三角にとってはメリットだらけだが、真経津にはないはず」と不安を覚えていた。
そんな御手洗を置き、「やり直し」は静かに進んでいく。
第4ラウンド2回目───互いにブランク。1ブロックずつ削岩。
第4ラウンド3回目───互いに「人魂」を選択。ラウンド終了。
そしてこの全てのラウンドにおいて、三角は真経津と全く同じ場所に宝を配置していた。
御手洗が違和感の正体に気付いた第5ラウンド前半。
「もういいだろ」
「やり直しは必要ない」
「トレジャー」側として宝を配置し、そう言い捨てる三角。
「まさかとは思うけど もうボクをわかったなんて言わないよね?」
「ボクがそんなに単純なら ここに来る前に死んじゃってるよ」
「まぁなんて言うか 運がよかったんだ」
「ここに来るまで オレに会わなかったんだから」
第5ラウンド前半、結果は───
5R前半 | 岩残数 | 削岩数 | 連続削岩数 | 特殊アイテム |
真経津 | 24 | +1 | 0/5→1/5 | なし |
三角 | 26 | 0 | 0/5 | ? |
「あいこ」狙いではない「ブランク」を引いてしまった真経津。
それでも「ボクは理解されたくらいじゃ 君になんか殺されない」と強気に宝を配置する真経津。
「そう願ってるよ」「でも誤解するな」
「特別じゃない自分を殺すのは いつも自分だ」
第5ラウンド後半、結果は───
5R後半 | 岩残数 | 削岩数 | 連続削岩数 | 特殊アイテム |
真経津 | 24 | +1→0 | 0/5 | なし |
三角 | 26 | +1 | 0/5→1/5 | 無気力瓶 |
なんと、無気力瓶で真経津の削岩を無効化。
今ゲーム初の、三角単独での削岩が行われる。
そんな中、三角は自分の模倣は物理的に不可能なこと以外は本人と全く同じことができるようになる、と語る。
しかし困った事に、三角の模倣には限度がなく、本当に相手の「全て」を理解してしまう───誇りや矜持、自分にしかわからないと信じている感覚まで。
「全てのモノが同じになってしまった時 人は自分の価値を信じられなくなる」
「理解されていい限度を超えると 人は最後の愛で自分を殺す」
「オレが殺すんじゃない お前達が勝手に死ぬんだ」
感想
分かってもらうにも限度がある
これは分かりやすい話ですよね。
人と関わる時、自分の気持ちや考えを分かってくれなくてイラだつこともありますが、
かといって考えを全て理解されたら気持ち悪い。
自分たちの周りに「心を読む人間」などがいたら、距離を置きたいですもんね…。
心を読む系のマンガ
パッと思いついたのが
・高台家の人々
・サトラレ
・コータロー君は嘘つき
でした。
…ラブ的な話が多い?
まあ心を読む系とラブは切っても切れないか…(※ジャンケットバンク除く)
ご存じない方の為にすごくさっくりご紹介すると
高台家の人々
…人の心が読める高台家の人々の、恋愛や歴史について。メインは長男・光正さんと妄想娘・木絵さんとのラブ。
サトラレ
…超優秀だが「自分の心を人に”悟られ”てしまう」サトラレ達をめぐる群像劇。心を読んじゃう人の真逆。すごい発想。
コータロー君は嘘つき
…「心を読めるテレパス少年」として周りに受け入れられているコータロー君と、転校してきた主人公・みのりとのラブ…と謎…
です。
あ、あとマンガではないですけど「ナイトヘッド」なんかもありますね。(漫画化してるのでアリかな…?)
まあナイトヘッドは心を読むだけに留まらず、「超能力者の苦しみ」が主題なので、また違うかもしれませんが…