前回までのあらすじ
神は偉大だ、物理もイケる
本編あらすじ
まさかの暴力K.O.に焦るうじゃめ。
「こっちには黎明の写真とさっきの動画があるんだぞ」と恫喝するも、なんと控えさせていた社会に反するような人相の方々が「ここいらでお暇しますわ」と言い出す始末。
何やら彼らと話をつけていたらしい黒光が、「いやぁオレもまだまだだな」と先日盗撮された件についてうじゃめに迫る。
「まさかこの前の盗撮野郎が 一丁前に暗号化してデータ転送してたとは」
「ボディカメラの映像も送れてりゃ お前の考えも変わってただろうにな」
黒光と黎明の様子を盗撮していた人間は、その後黒光に何かしらの対応をされていた。
その様子を携帯で見せられ青褪めるうじゃめ。
「どうしてもゲームがしてえってんなら オレがいい所に連れてってやる」と凄む黒光だったが、「そんなのつまんないよ おじさん!」と真経津が口を挟む。
最終的に、Ez Modeのうち誰か、一度でも勝利できれば見逃してやる、という(Ez Modeの視点では)立場の逆転した提案をされることに。
「なんと今日の対戦相手は!!あの天才ゲーマー叶 黎明君とその仲間達だ!!」
「名付けて天才VS天才!!デスマッチゲーム対決ゥ───ッ!!」
「りょうたんは残念だが 急な体調不良で参加できない!」「でも4対4でどっちが真の天才か白黒つけさせてもらうぞ!」
完全に初戦を無かったことにして、仕切り直し。
次の(?)初戦は村雨対ワッホイ。
水上に作られた大規模なステージ「ヘル・オ・クロック」。
時計を模したそのステージに上がり、相手をステージから叩き落す事がゲームの目的。
相手を落とす方法は、ステージに配置された時計の針をぶつける、床が抜ける「ヘル・エリア」を相手の立ち位置に指定する、といったもの。
5分以上の遅延はダメ、暴力もダメ、クラッキングで機械を誤作動させるのもヘリで空中に吊られるのもステージを壊したり妙なモノを運び込んで「ステージ」と言い張るのもダメ…と、反則行為についておそろしく熱の籠った説明をするうじゃめ。
相対するワッホイは、黎明たちがマトモな人間じゃない事を認めつつも、約束を反故にするような人種ではない事も察していた。
だからこそ、ここで僕が勝つんだ…!
「かかってホイ! 僕は絶対に負けないホイ!」
「マヌケが その妙な喋り方を止めんか」
感想
「殴っちゃダメだろうがっ!!人をっ!!!」
せやな
カラス銀行おそるべし
社会に反しているような方々を大勢呼んでいたうじゃめ君。
これだけ人数がいると、さすがに黒光さんとユミピコ(物理担当)2人では不利か…!?と思っていたところ、なんと和やかにお話し合いで解決してしまいました。
「事情を知らず」と反社会的な方のリーダーっぽい人が言っていましたが、う~ん、カラス銀行…どこまで権力持ってるんだ…?
やっぱ黒光さん怒ってた
192話の感想で書いてましたが、②商品受け渡し現場を撮影されてキレてるでしたね。
そしてなるほど…うじゃめ君が直で撮っていたわけではなく、別に撮影者がいて、そしてその撮影者は既に処されていたとは…。
また、ちょっとビックリだったのが、黒光さんギャンブラーに対しては結構丁寧な対応してますね?
今まで黒光さんが対応してきた相手って
①他課の行員(宇佐美主任、朔主任など)
②0課の同僚
③処理対象ギャンブラー(山吹さん)
④商品
なので、現役バリバリのギャンブラーに対しては「〇〇氏」「あちらの方々」といった言い回しをするとは…。なんだか意外でした。

うーん、まあよく考えれば当たり前の事なのか…?
ヘル・オ・クロック
しれっと193話が無かったことになりましたが、まあそれは置いといて。
今回は本編あらすじの方にゲームの詳しいルールを書かなかったので、こちらに記載しておきます。
Q.どうして本編あらすじにルールを書かなかったんですか?
A.察しろ!
・プレイヤーはステージに上がり、攻守に別れ、攻撃手側はタブレットにて以下の操作を行う
①「針を動かす時刻」の指定
②当ラウンドの「ヘル・エリア」の指定
・針には高圧電流が流れており、少しでも触れれば10秒ほどは身動きが出来なくなる
・針が止まった直後、「ヘル・エリア」に指定された数字のエリアが一時的に崩落する。
・「ヘル・エリア」はラウンドごとに指定できる数が増えていく。5ラウンドになれば、「ヘル・エリア」は5ヶ所設定される事になる。
・反則は「5分以上の遅延」「暴力行為」…他は本編あらすじを見てネ
「一勝したら許す」
