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【ジャンケットバンク】鏡演出と鏡キャンセル演出

はじめに

───鏡の中に自分が見えた───

3年前、とある銀行が運営する賭場が”ある人物”によって潰された。

その人物に敗けた人々は口を揃えて同じ事を口にしたという。

さて、「ジャンケットバンク」において、主人公・真経津 晨の対戦時、対戦相手は常に”鏡”の幻影を見ます。

自身の本質を映すかのような”鏡”を、対戦相手は一体どうするのか。

たいてい割ってます

この記事では、今までマンガ内で登場した鏡演出・鏡キャンセル演出を紹介していきます。

鏡演出・鏡キャンセル演出

関谷 仁

記念すべき初・鏡。

5スロットでイキっていた関谷さんですが、真経津さんの鏡には、小心者の本質がありありと映っていました。

そしてその本質を見せられた関谷さんは、自滅していくのです。

獅子神 敬一

真経津さんの鏡に映ったのは虎。

…しかし、虎の影には、何か別のものが…

獅子神さんはすぐに、このキツネこそが自身の本質だと気付きます。

その事実と、その後の真経津さんの挑発により獅子神さんは激しく怒りますが、それがかえって獅子神さんを冷静にさせます。

鏡こそ破りませんでしたが、関谷さんと比べると遥かに格上の対応です。

村雨 礼二

他人の臓腑を覗く趣味がある村雨さん。

何故なら、綺麗に繕っている人間だとしても、中身にはクソが詰まっている、という持論を持っているためです。

そんな村雨さんが正に、自分の中身を見せられようとして───

思わず、持っているペンで鏡を破ります。

ちなみに、このペンでそのままレコードの選択を行っています

雛形 春人

人の苦しむ様子を描く事を好む雛形さん。

そんな雛形さんの前に現れたのは、自身の絵で作られた、自分の顔。

今までの、「自分が見たくない自分の本質を見せつける」ものとは異なっており、雛形さんも「オレの作品がオレを築く」「当たり前の景色が映っただけだな」と何もダメージを受けた様子はありませんでした。

恐らくこれは、「他人の事をいくら描いても自分の糧にできていない」という雛形さんの事を表していたのだと思います。

叶 黎明

観測大好き黎明くん。

遠い星空を眺めている黎明くんが、誰かに覗かれている…

そんな様子が映し出されています。

ただ、これも黎明くんにはあまりダメージが無かったようです。

観る事も好きですが見られる事も大好きだったから…?

天堂 弓彦

自身を”神”として信奉する天堂さん。

現実を見る目は塞がれ、脳内の幼稚な楽園でまどろむ神。

それこそが天堂さんの本質です。

そんな破り方ある???

おわりに

いかがでしたでしょうか。

また今後も、真経津さんの”鏡”演出が出た場合、こちらに追加していこうと思います。

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