前回までのあらすじ
次回!『チェダー、死す』
本編あらすじ
1ターン目、獅子神が「ウォーカー」として2マス移動する。
チェダーはルールを破り、爆弾を1つ設置した段階でカウントダウン開始。
1つ目は獅子神が立っているマスに、そして2つ目は獅子神が爆弾から逃げている最中の、進行方向のマスにセット。
ところがチェダーの予想に反して、獅子神はマスを1つ飛び越え、隣の隣のマスへ着地。爆弾を回避してしまう。
続いてチェダーが「ウォーカー」として移動。
チートタブレットを見ながら獅子神の設置した爆弾を避けつつ移動するが、顔を上げるとなんと獅子神が同じマスに立っていた。
「ウォーカー」側として獅子神はチェダーのマスに移動してきたのだ。
「ここで止まる 好きなだけ爆弾を仕掛けてくれよ」
「同じマスに一緒にいれば 何をやっても落ちねぇんだろ?」
間髪入れず「ウォーカー」となってしまったチェダー。
この先ずっと獅子神に追い回される事を考え、どう爆弾を設置すれば獅子神のフィジカルに勝てるか───と頭を巡らせているところで、なんとタブレットを獅子神に奪われ、向こうへ放り投げられる。
あっけに取られているチェダーだったが、「アレがねぇと入力ができねぇ 時間切れで負けちまうぞ?」と獅子神に声を掛けられ、我に返る。
「…お前イケメンのくせに セコじゃん…」
「甘ったれてんじゃねぇぞ 勝負は勝った奴の勝ちだ」「…それにな」
「通用しねぇからやめただけで オレは元々セコい手が得意なんだよ」
慌ててタブレットを拾うチェダー。
その時点で5マス移動してしまった上に、獅子神の爆弾設置も完了していた。
隅に追いやられる形となった位置であり、先ほど獅子神が行ったような1マス超えをしなければ助からない。
あんなカッコイイ奴に負けたくない。
賢さも体力も美しさも負け、その上卑怯さでまで負けてしまっては、自分のようなニッチャリとした人間たちに、合わせる顔がない。
───虐げられ続けたオレのために!!
───跳べっ!!!
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「いやムリだわコレ」
チェダー、散る───!
感想
お前嫌われ者っていうか…なんていうか…
チェダーこと木村あっくん、普通に性格がクソでした。
そりゃ嫌われるわ。
そして汚ぇ回想シーン。跳んでいるから…?かとも思いましたが、チェダー結構だらしない体型してませんか?
これがまた一層、性格クソな人間の解像度を上げているように思えます…。
ザ・クレバス・ウォーカー
古のテレビのバラエティ番組とかでこういうのありそうですよね…。
面白そうではあります。チートがなければ普通に楽しめそう。
獅子神さんはフィジカルチートでどうにか攻略してましたが、村雨さんなら死んでましたね。
タフツさんとして有名なタフツさんでも、運動能力的には…どうなんでしょう?
神も鍛えまくっているので(※理由はお察し)跳べそうです…。黎明くんはどうなんでしょうね。
セコい手が得意な獅子神さん
い~いですねぇ~!
いい顔してらっしゃる!