前回までのあらすじ
邪神の悪趣味な善行により、なんと死人を出さずにゲームセット!
本編あらすじ
自らが追いつめた敵を赦す「マッチポンプ慈悲」という最大の奇行をやってのけた天堂。
こんな真似ができるならはじめから勝てたはず。
味方の村雨をレベルアップさせたのは分かるとして、自分たちを救う必要などなかったのでは?
当然の疑問を口にする牙頭と漆原だったが、
「善行だ 私は神なのだから」
「私が価値あると信じたモノに お前達の同意など必要ないのだ」
と変わらずの神節を放つ天堂。
更に低酸素症による幻覚で磨きのかかった奇行を見せるその姿に「あんな奴らに負けたのか?」と嘆く牙頭。
「まあいいじゃないか」
「僕達が引いた 最高の当たりくじなんだから」
一方、伊藤は今回の試合に敗けた事への言い訳はしないが、宇佐美が所有する1/2ライフランクギャンブラーの最強格・村雨と天堂を一気にぶつけてきた事を指摘。
「兵(つわもの)が出払った城の中に 戦える者は残っていない」
「せいぜい願ってろ 持ち駒を失わんようにな」
感想
!?
見られない方のために:「マッチポンプ慈悲」がTwitterのトレンドに入ったようです
「何がしてぇんだイカレ神父!!?」
それな。
ピーキー・ピッグ・パレス、決着!
4人が個室から出たシーン、なんか、すごく好きです…
上手く言えないのですが、今までのゲーム終了シーンで一番静かというか。
敵味方関係ない終わり方というか…
敵味方関係ないというとシヴァリング・ファイアなどもそうなのですが、ほら、ゲーム参加者全員生きてるっていうのが…。
そうか…
ゲーム参加者全員無事に立って歩いているのが尊いのか…
「あの二人は心の何処かで死にたがっていた」
そんな…。
漆原さんは何となく分かるのですが、牙頭さんもそうだったのか…。
たった一人の友人の心を救えない事に、疲れ切っていたのでしょうか?
伊藤主任の態度
ヤンジャンコメントを読んでいたら、ちょっと笑ってしまいました(笑)
たしかに伊藤主任、ギャンブラー同士の戦いでは宇佐美主任に負けてばかりですね…。
・ジャックポット・ジニー(○真経津 - ×雛形)
・アンハッピー・ホーリーグレイル(○真経津 - ×黎明)
・ブルー・テンパランス(○真経津 - ×天堂)
・シヴァリング・ファイア(○真経津 - ×眞鍋)
・ピーキー・ピッグ・パレス(○村雨・天堂 - ×牙頭・漆原)
初めから「負けてもいいや!」と想定していたのはアンハッピー・ホーリーグレイルだけだったような。
ブルー・テンパランスも、インフレを引き起こす起爆剤だったので勝敗はどちらでもよかったのかも?
それを踏まえると、伊藤主任の高圧的な言葉が本当に負け惜しみに聞こえてしまう…(笑)
そう考えると宇佐美主任の表情も「この人何言ってんだ?」とぽかんとしているように思えてしまいました。