前回までのあらすじ
独り言の人は息をするように人をコロすし
思いやりの心をgetした村雨先生はやっぱりズレてるし
本編あらすじ
主任解任戦第一戦の勝利を祝う宇佐美班。
そんな中、「真経津さんは勝つので 次の戦いにも備えておかないと」と仕事を止めない御手洗。
なぜなら宇佐美が特四の課長になるためには、伊藤班に勝つだけでなく最低でもあと2班を制圧しなければならない。
来るべき幸運に備える姿勢は褒めつつも、宇佐美は「獅子神敬一と真経津晨、それぞれの対戦相手の名前は?」と御手洗に問う。
だが、約2週間かけて御手洗が調べた対戦相手の名前はフェイク。
「敵から覗ける場所に 重要なものを置いておく行員など存在しませんよ」
「伊藤君が甘くないとわかったのなら 冷める前にピザを食べましょう」
一方白金は、片伯部に「客が怒ってる VIP達は人が死ぬのが見たいんだよ」と文句を言っていた。
だがそれは建前で、本音は「オレが怒ってる」「ギャンブラー達にはバンバン死んでもらいたい」「真っ青な顔で右往左往する宇佐美と伊藤が見たい」とあっさり明かす白金。
白金の危険な思想に「アンタって子は行員じゃなかったらテロリストだね」と苦言を呈しながらも、片伯部は「伊藤に勝つため、宇佐美はかなり危険な賭けに出ている」「実践の中でギャンブラーを成長させるカードを組んでいる」「だが、そんな綺麗事が何度も成り立つほど甘くはない」と言うのであった。
感想
crazyモードが受け入れられている御手洗君
宇佐美主任もですが、梅野さんも御手洗君をさらっと通常モードに戻してましたね。
私あんなキモイ目をした同僚がいたら話し掛けたくないです。
しかし、御手洗君の言っていた「リスクにはいつも備えるのに 幸運には備えないんですか?」はすっっっごい共感しました。
いざチャンスが訪れた時、きちんと備えをしておかないと、その幸運を掴めないって話です。
分かりやすい話ですと、以前ネットで(Twitter?)見たもので、
・海外で働きたいと思っているが、全く海外が関係しない職場
・周りにバカにはされていたが、英語の勉強をずっと続ける
・仕事の取引先の、海外の方がいらっしゃるという事で、英語を勉強していたその人が呼ばれる
・そこから海外に関連した仕事が出来るようになった
…といったものがありました。
海外で働きたい、でも今の職場では…とそこで終わらずに、その人は英語の勉強を続けていました。
それこそが、「幸運に備える」といったものだと思います。
人生、何があるか分からないですもんね。
それにしても
獅子神さんの対戦相手はともかく、真経津さんの対戦相手を調べたところで真経津さんの役には立たないと思うよ。
渋谷さんの一言が怖い
この言葉は、御手洗君の今後を暗示しているのか、それとも自身の過去に関する事なのか…?
ママァ!白金主任が正直過ぎるよォ!
「客が~」→「主語をデカくしてみた」のくだり、現実で結構ありますよね。
自分が気に入らないだけなのに、「みんなが○○って言ってたよ」みたいな。
即訂正した白金主任はvery良い子ですが、言ってる事メチャクチャですね(笑)
まあ人死にが見たいというよりは、とにかく「利」を得たいというスタンス。
そこがテロリストっぽいのか…。
ママ!物騒な事言わないで!
宇佐美主任が言っても伊藤主任が言ってもあまり心配しないんだけど、ママが言うと一番その通りになりそうで怖いの!!