前回までのあらすじ
世界一カッコ良く足首を捻る男、村雨礼二───
本編あらすじ
第三戦───いや、初戦は獅子神 vs EzModeの「ダークヒーロー」チェダー。
いつの間にか自分たちが喰われる側に回っている事に怯えつつも、子供の頃から嫌われ者だった自分が輝けるネットの居場所を守るため、何が何でも勝つ事を誓うチェダー。
更に言うなれば、スタイルもルックスも完璧、お金持ちであり優しさも兼ね備えていそうな獅子神に対し、一方的に闘志を燃え上がらせている。
ゲームのステージはまたも池の上、「ザ・クレバス・ウォーカー」。
氷塊に見立てたステージ上を、「ウォーカー」側「ブレイカー」側に別れ、「爆弾」などを使って相手を落下させることを目的とする。
熱のこもった反則行為説明を行い、ゲームスタートの合図が響く。
先攻後攻はお互い話し合って決めるように、との事で、獅子神から「悪いことは言わねぇから話聞け」と提案。
「今すぐ降参して叶に詫び入れとけよ オレからも口添えしてやっからよ」
読者からすれば完全に親切心からの提案であったが、事情を知らないチェダーから見れば、それは呑めない相談であった。
「全部持ってて余裕があるから 敵にすら優しくしてやれるってか?」
「恵まれた環境ですくすく育ったキラキラ野郎にっ!!!」「オレは負ける訳にゃあ行かねぇんだよっ!!!」
その途端、四者四様に「あ」が発せられる。
的確に獅子神の「地雷」を踏み抜いてしまったチェダー。
今までの様子を一変させた獅子神は、「そりゃあ失礼したな そこまでの覚悟なら手は抜かねぇよ」「始めようぜダークヒーロー オメーがサイド決めていいからよ」とスタート位置に向かう。
様子の変わった獅子神の、闇が深い目つきにビビりまくるチェダーだったが、卑怯な陰キャの王を自認する以上、負ける事は許されない。
善戦を演出しようとしたりょうたん、ワッホイとは違い、自身は初手で勝って逃げ切って見せる、と意気込むチェダー。
チートで獅子神の手の内を盗み見、本来は設置できないタイミングで爆弾を設置すれば、決して負ける事はない。
「自ら蜘蛛の糸を切ってしまっては」「高所から落ちる他ないな」と、ゲームを終えた天堂・村雨は呆れたように話すのであった。
感想
はじめのページ
村雨さん浮いてます???
またさっきまでの二戦が無かった事に…
これ一番最後は「うじゃめと黎明の一騎打ち!」でいいと思うんですけど、最後の手前はどうしたらいいんですかね…。
うじゃめ・ちーくん vs 黎明とそのオトモダチ…
あまりにもバランスが悪いッ…!
【朗報】獅子神さん、やっぱりイケメンだった
5巻(オバキル編)のおまけページにて、学生証を返却しに来た獅子神を見て女性が顔を赤らめるシーンがありましたが…
やはり獅子神さん、公式にカッコイイんですね…!
しかも高身長、清潔感があり、筋骨隆々。
女性は絶対放っておかないでしょうし、男性から見ても魅力的ですよね…!
「ニッチャリとした冷笑のために」
何を食べていたらこんなCRAZYな日本語を思いつくんですかね?(褒め言葉)
そしてEzModeの視聴者からすると、イケメンにチェダーさんが噛み付くのは通常運転なんですね…。
ザ・クレバス・ウォーカー
真経津さんと黎明くんの冷たいツッコミも面白かったですが…
はい、今回も本編あらすじ内ではルール説明を省きました。
さっくり説明しますと
・「ウォーカー」は1~5マスの範囲でステージを移動する。
・移動したブロックは落下し、抜け落ちたブロックと同じ数の「爆弾」を「ブレイカー」が手に入れる
・「ブレイカー」が好きなマスに爆弾をセット。
・すべての爆弾がセットされた後、3カウントが始まり、その間「ウォーカー」は一度だけ別のマスに移動できる。移動した場合、元いたマスは必ず落下する。
・カウント後、爆弾が起爆する。
基本は上記の通りで、あとは
・「ブレイカー」側は一切移動できない
・ターン終了時、仕掛けていた爆弾は回収される
・二人のプレイヤーが同じマスにいる場合、そのターン中当該マスは落下しない
・3分以上の遅延、暴力等は反則
・筋肉にモノ言わせて床を踏み抜くのも反則
といったところです。
…ふーむ…
暴力アリだったらなぁ…。
全員「あ」って言ったね
このテンポ感が面白いので、皆さん見てください(笑)