あらすじ
「次の相手は誰?」
特四の業務として、真経津へ次のゲームへの参加要請を行うよう指示された御手洗。
自宅では、賭場とはまた違った雰囲気を見せる真経津。
そんな真経津に御手洗は、次回のゲームはランクが上がるため、ゲーム中に重大な身体的損傷を負う可能性がある事を告げます。
にもかかわらず、「面白そう」と無邪気に返す真経津に、御手洗は「なぜギャンブルに挑むのか」と問いかけます。
真経津は答えます。
「楽しく遊びたいんだ」
「小さい頃は皆 無条件で遊びに夢中になれるけど」
「大人になると 何かを賭けなきゃ真剣にゲームをしてくれない」
「最高の遊び相手が見つかった時に 僕の人生は終わるんだ」
―――日々を”退屈”に過ごしていた御手洗は、その言葉に何を思ったのか。
そして次の対戦相手「獅子神敬一(シシガミ ケイイチ)」、次のゲーム「気分屋ルーシー」が姿を見せます。
感想
真経津がギャンブルをする理由は、「楽しく遊びたいから」。
確かに、子供の頃はちょっとした遊びでも真剣になるのに、大人になるとそういう機会も減る気がします。
そんな真経津の部屋は、トランプ・車のおもちゃ・絵を描く道具・フラフープ・バランスボール・・・など、たくさんのおもちゃ・趣味の道具であふれています。
何より、御手洗を「トルコアイス屋」で出迎えました(笑)
確かにあれは一人では遊べません…(笑)
散らかり切った部屋ですが、部屋番号は「3403」、タワーマンションに住んでいる事が示されています。
関谷とのゲームでもポンと2,000万円出した事から、やはりかなりの財力を持っている事がうかがえます。
ただし、カラス銀行におけるギャンブルでは、一定ランク以上になると銀行で行われるギャンブルで稼いだお金しか使用できないため、真経津の個人資産が判明する可能性は低そうです。
また、ギャンブラーはランク分けされている事も判明しました。
5スロット
4リンク
1/2ライフ
1ヘッド
真経津はたったの1ゲームで、初心者5スロットから4リンクへ昇格する事になったのです。
そして前回負けた関谷ですが、話の冒頭でしれっと販売されてしまいました…。
2,800万円で関谷を買えてしまうそうです。
同じ画面に映っている他の人間に比べるとお高めですが…「SALE!」の文字がむなしいですね…。
さて、次の対戦相手・獅子神敬一ですが、なかなか強烈な初登場をします。
彼は自分に負けたギャンブラーを買い取り、自宅に軟禁するのが趣味…?のようです。
どこかで聞いた事のある
頭を垂れて蹲え 平伏せよ
のようなシーンですね…(笑)
最後のページに登場した「気分屋ルーシー」、この見た目からは一体どんなゲームになるのか、全く想像がつきません。
中に人が入っている…とか?
真経津も楽しみにしている事ですし、早く続きを読みましょう!