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【ジャンケットバンク】第59話 感想 なんだかんだどうにか…なる?(ならない)

2021年12月16日

前回までのあらすじ

ある晴れた昼下がり 破滅へ続く道

真経津も見放し 御手洗がピンチ

狂信者御手洗 売られてゆくよ

ドナドナド~ナ~ド~ナ~

キャリアが無いの

ドナドナド~ナ~ド~ナ~

飛行機どこへ?

本編あらすじ

御手洗達債務者は、貨物扱いで飛行機に乗せられ、どこかの島へ連れて行かれる。

6.2℃の貨物室での輸送に、一人の債務者が手の不調を訴える。

債務者たちは後ろ手に縛られているため、黒光が「凍傷で指が腐りかけてる」と返事。

だが、「オレだったら隠しておくね 自分の価値が下がったって話は」と、情けをかける様子は一切ない。

そのまま債務者達は「第2倉庫」に移送される。

案外普通の建物である事に債務者達は

思ったより 地獄感 うす…

なる?

なんだかんだ どうにか

と感じていた。

倉庫の受付で、明るく話す女性福山(フクヤマ)から、「皆さんの入荷に際し」て渡すモノの説明をされる。

①商品タグ。許可なく倉庫外に出る・債務者同士の暴力・過度な興奮で電流が流れる足輪。

②プライスカード。債務者達の最低落札価格が記入されているカード。

③ラッピング。要は服だが、片方は有料の新品のつなぎ、もう片方は無料だが中古のつなぎ。

”有料”という言葉に、「所持金がないのにどうやって払えば良いのか」と質問する債務者。

それに対し福山は「この倉庫内では 皆さんの「最低落札価格」を通貨として使えるんです」と答えた。

最低落札価格を下げる事で、その分の金額を通貨とする事が出来る。

落札価格など自分たちに関係ない…と、債務者達は次々と100万円の新品のつなぎを購入していく。

それを御手洗は、信じられない様子で見ていた。

何に使うかすらわからない通貨を この状況で浪費するなんて!!

中古のつなぎを纏った御手洗は、まるで牢獄のような倉庫の中、自分に割り振られた「9号室」を探す。

そんな中、

売れる!!!

売れますってまじで!!!

売れっ…

売れま…

と、興奮する男の身体に電流が走る光景を目撃する。

その光景に衝撃を受けている御手洗に、宮本(ミヤモト)と名乗る長髪の男が声を掛けた。

宮本は御手洗の割り振られた9号室の室長だという。

宮本は、債務者達の部屋は価格順で割り振られる、だから自分たちは同格の人間であると語った。

そんな宮本に、御手洗は先ほどの興奮していた男について尋ねる。

ああ アリャ売れ残りだよ

もしここを”刑務所みたいだ”って思ってるなら 考えを改めた方が良い

ここは倉庫で 不良在庫をおいておく場所はない

ここには毎日のように、タダでもいらないようなクズがやってくるという。

そこでどっかの賢い奴が 至極シンプルな現実に気づいちまった

「いつまでも売れないクズは バラ売りの方が儲かるってな」

覚悟を決めな オレたちにここ以下はない

感想

貨物室

貨物室に乗った事がないので軽く調べてみましたが、大まかに

・空調を入れる状態=15~30℃

・空調を入れない状態=-6~14℃

の2種類があるそうです。

恐らく、ペットが預けられるような貨物室は、空調が効いた=客室とほぼ同じ温度 の貨物室なのでしょう。

…御手洗君達は、完全に「貨物」として扱われてますね。

そう考えると、スーツを着ていた御手洗君はまだ幸運な方だったのかもしれません。

地上に降りた時、鼻は真っ赤になり寒さに震えてはいましたが。

運送会社ネタ?

「福山」さん。

クロネコのヘアピン。

そして…横ではなく縦ですが、シマシマの制服。

有名な運送会社ネタが勢揃いしています(笑)

制服はちょっとこじつけかもしれません(笑)

そんなコミカルな福山さんですが、債務者達が倉庫に来た事を「入荷」、服を「ラッピング」と言うなど、徹底的に彼らを「物」として扱っているのが分かります。

一応彼女も0課の職員、という事になるのでしょうか…?

宮本さんってもしかして…

御手洗と同格、9号室の室長・宮本。

彼の長髪を見ていると、宇佐美班の唯一の良心!?である、榊さんの事を思い出します。

彼は、「かつてスカウトした新人が一週間でオークション送り」となった過去があります。

…えっ、もしかして宮本さんって、榊さんの後輩…!?

親切に話しかけてはくれましたが、あおり文に「次号、仲良しこよしの訳がなく…」と、「何も起きないはずがなく…」のノリで書かれていましたし…次回、何が起きるんでしょう。

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