前回までのあらすじ
4ラウンド以降、床の図柄までシャッフルされてしまう。
御手洗は朔とのチームプレイでなんとか生き残りながらも、ゲームの終わり方について予想を立てる…
本編あらすじ
第6ラウンドから、怒涛の4連戦。
とうとう生存者は御手洗と朔のみに。
そして案の定今回のゲームは配信されており、ライブチャットで視聴者は盛り上がっていた。
「このまま越えられるかな? 最後の一歩を」
手続きが面倒だったためか、あのまま獅子神宅で配信を視聴していた真経津。
「ザ・ショートホープ」を「子供向けのパーティゲーム」と称しつつも、「冷静じゃなきゃ仕組みに気付けない」と言う。
「ゲームに勝ちたいなら まずは自分に賭けられないとね」

舞台は再びゲーム会場へ。
10ラウンド目を控えた御手洗は、おもむろにモニタに近付く。
と、御手洗は突如、モニタと配電盤をつなぐケーブルを引き抜いた。
床はシャッフルを始めてしまうも、モニタは砂嵐になってしまい、何の図柄が表示されるか分からない状態に。
「何のつもりだ? ここに来てイカれたのか?」
倉庫に来てから少しだけ疑り深くなった御手洗は、朔の”正体”が気になって仕方ないという。
何故なら、本当に特2の行員なら、こんな底の底まで売れ残るはずがない。
銀行のゲーム内容を知る人間など、値千金。欲しがる人間は腐るほどいるだろう。
「それに上手く言えないけど アンタはゲームを楽しんでる」
「”スゴイ人達”は皆そうだ ルールのリークなんてセコい真似しないさ」
「僕にどんな隠し事をしているか これでわかる」
タイムアップ直前、御手洗が移動したのは”注射器”の上。
そしてそれは、朔も同様であった。
朔は、次に何が来るか分かっていたのだ。
そしてまた朔も、御手洗が正しい柄を当てた理由を知りたがる。
御手洗は、表示される柄が3ラウンド目から3枚になって以降、組み合わせが一度も被っていなかった事に気付いていた。
組み合わせは全部で10パターンあり、9ラウンド目までに使われていたのは7パターン。
そして、残りの3パターンのどれにも”注射器”が含まれていない事から、”注射器”が安全エリアと判断したのだ。
「アンタは多分この10ラウンドで僕を嵌めるつもりだった それがアンタの役割だから」
「人生(ゲーム)の終わりは”死” アンタが全員を殺して終わる」
だが、朔が「少し誤解があるようだ」と答えるのと同タイミングで―――床がシャッフルを始める。
そして、床すべてを覆い尽くす、割れたハート。
「殺すのはオレじゃなく システムの仕事だ」

感想
御手洗君の見出した法則性!
数字に強い御手洗君、流石です…!
今まで出た図柄から、「被らない組み合わせ」という法則を見出していました。
「5種類から順不同で3種を選ぶパターン」、数学で学ぶ「組み合わせ」ですね。
5C3=5!/3!2!=10通りになります。

ネットで調べました…
「どうにかなっちまうんだよな」おじさん、死す!
恐らく読者の皆様、好きだったんじゃないでしょうか?(笑)
「ダメなんだよな ダメな時は」と、前回に続く新たな名言を残し、逝ってしまいました。
ただしそのすぐ後、「死因:集中しすぎ」おじさんが鮮烈なデビュー。そして消えていきました。

しかし、チャットの掲示板ノリ…本当に参加しているのはお金持ちVIP達なのか???
真経津さぁああああん!!
御手洗君のゲームを見てくれていました!
しかも獅子神さんの家にいます。
獅子神さんはしれっと真経津さんの分のご飯も用意してくれているようですし…どれだけ株を上げる気なのでしょうか(笑)
朔さんは何者?
御手洗君に隠し事をしているのは確実。
本当に行員なのか?それとも実はギャンブラー?
わざわざ御手洗君にコンビを組むよう持ち掛けてきた事からも、決して「ちょっと有能そうな債務者を落としてやろう」というだけの理由ではないような気もします。

そもそも朔さんが持ち掛けるまで御手洗君は「ザ・ショートホープ」の事を知らないようでしたし、事前情報ナシでクリアできたかどうか微妙なところです。
真経津さんは「冷静じゃなきゃ仕組みに気付けない」と言っていましたが…冷静なはずの読者たちですら未だに最後の仕組みに気付けていない気がします。
少なくとも自分はよく分かっていません…
次回が気になります!!
そして、明日はジャンケットバンク6巻の発売日です!!