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【ジャンケットバンク】第2話 感想 ウェルカム・トゥ・マフツワールド!

2021年11月5日

あらすじ

「これでようやく このゲームは遊びじゃなくなった」

ギャンブル「ウラギリスズメ」の閉幕です。

全6ラウンドあるにも関わらず、第2ラウンドで軍資金を失った真経津。

ですが宇佐美に「基本的人権」を担保に融資を申し込む事で2,000万円を入手。ゲームを続行します。

第2ラウンドまでは様子見をしていたに過ぎなかった真経津は、その後関谷を大きく引き離します。

関谷はイカサマをしていました。

ごく単純ですが、真経津の背後に立たせたサクラに、真経津の選んだ手を監視させるというもの。

しかし真経津はそれを見抜くだけでなく、眼前にいたにも関わらず自身の胸に着けた「初心者バッジ」をいつの間にかすり替えるという芸当を見せつけます。

真経津が関谷の軍資金を上回る賭け金をBETした事により、関谷が敗北した場合、彼は銀行から「融資」を実行されてしまいます。

それはもちろん、真経津が現在申し込んでいる融資と同じもの。

つまり関谷は、敗北した瞬間に基本的人権を差し押さえられてしまうのです。

追い込まれた関谷は、眼前の真経津に「自分」の姿を見ます。

―――それは、大きな勝負に出る事のできない、ちっぽけな、つまらない小物の姿。

激昂した関谷は、ハイリスクハイリターンのつづらを選び―――敗北。

鏡の中に 君を助ける答えはない

その言葉を最後に、ゲームは真経津の勝利で幕を閉じます。

真経津の姿を見送る御手洗は

「あの人は ギャンブルをするつもりはないのかもしれません」

「弱った人間を取り殺す 悪霊にしか見えないんです」

と宇佐美に漏らします。

それを聞いた宇佐美は、3年前、とある銀行が経営する賭場が潰された話をします。

賭場の金を全て奪い去ったその人物は、畏敬の念を以って「デギズマン」と呼ばれる、と―――

「バイバイ また遊びに来るよ」

感想

ジャンケットバンクの特徴である、

・真経津が相手に見せる「鏡」

・対戦相手のキュビズム顔

・決め台詞「鏡の中に 君を助ける答えはない」

が初めて登場した回でした!

初登場時に真経津は結構細かく自己紹介をしているのですが、22歳でこの玄人っぷり…

一体どんな人生を歩んできたのでしょうか。

また、「デギズマン」には「装うもの」というルビが振られています。

これは「変装」を意味するフランス語のようです。

果たして真経津は、宇佐美が言う「デギズマン」なのか?

その正体は今でも不明ですが、もう第2話で既に読者は、御手洗と同様、真経津から目を離せなくなっているのではないでしょうか…!

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