前回までのあらすじ
第1ラウンドでかなりの点差がついた「ジャックポット・ジニー」。
本性を現した雛形が、真経津に牙を剥く───
本編あらすじ
自身を優秀だと信じていた土屋田だったが、ギャンブラー達の考えが全く読めない事に戦慄する。
「感情」を見逃さないという雛形は、この手のゲームでは自分には勝てない、と真経津に宣言。
「楽しめないよ いつものようにはな」
「それでは ラウンドの締めとして 両プレイヤーには 金貨を実物として取得していただきます」
梅野の合図でレバーを引く二人。
砂時計の上部、天井が開き、金貨が降ってくる。
そんな中真経津は「君の言う通りだね いつもとは違う」と「トントントントン」。
恐ろしく複雑な心の動きが見える、と雛形は悦ぶ。
そしてゲームは第2ラウンドへ。
このゲームで逆転するには、相手より「後」に「盗賊」か「魔人」を成功させる必要がある。
そしてリードしている雛形は、この2枚を出し惜しみする事ができる。
それはあまりにも大きなハンデだ、と御手洗は考えていた。
一方雛形は「アレがお前がさんざんバカにしてきた ギャンブラーの目だ」「真経津晨の 次の手はなんだ?」と、土屋田を追い詰め、おちょくる。
もはや行員たちは追いついていけない次元で戦う真経津と雛形。
第2ラウンド1戦目、二人が出したカードはともに「黄金」。
真経津 | 52 |
雛形 | 1,996 |
チマチマ「黄金」を切ってもジリ貧だ、とっておきの策を見せてみろ、と真経津を挑発する雛形だったが、「君は他人の失敗を見て安心してるだけの 小心者の野次馬だ」と返される。
「君の言葉を借りるなら ジリ貧なのは君の方だ」
「念の為 断っておくけど」
「ボクは君を殺すよ」
「遊びの途中に 他のモノに目を奪われるな」
感想
表情豊か
いつもとは違う真経津さん
まさかの背景にお花を咲かせちゃった雛形さん
ギャンブラー's eye 真経津さん
脅される土屋田さん
シンプルに「殺す」宣言 真経津さん
今回は皆さん表情豊かでイイですね!!
この中で雛形さんだけ笑顔ですが、うーん、怖い笑顔(笑)
真経津さんやる気満々…?
「ウラギリスズメ」では関谷さんの人生を破滅させたものの、直接命を奪ったわけではない真経津さん。
そんな真経津さんが、「ボクは君を殺す」宣言。
ちょっとらしくない気もしますが…
「遊びの途中に 他のモノに目を奪われるな」
この言葉が、何か意味しているのでしょうか?