ジャンケットバンク ジャンケットバンク感想

【ジャンケットバンク】第9話 感想 闇の人格、誕生。

2021年12月5日

前回までのあらすじ

痛ァい

本編あらすじ

真経津は語りだす。

”君と同じ所を当たりに指定した”

第1ラウンドで 君はボクの嘘に耳を貸し その結果 ボクが言った通りに鍵を開けた

それが君の最大のミスだ この時点で君の勝ちはほぼ無くなった

君は解錠に成功したけど 同時にボクに当たりの位置を教えてしまった

そして”開いてしまった”から ありもしないイカサマを疑いながら 次も同じことを繰り返す

ルールちゃんと聞いてなかったでしょ? 当たりを指定する時のルール

その言葉に、獅子神は気付いた。

”相手の金庫に各面最低一か所の当たりを指定する” ここまで言えばもうわかるよね

君の金庫 4面までは全部当たりなんだよ

ボクは当たりの位置なんて知らなかったんだよ 君が教えてくれるまではね

獅子神は「一度でも別の鍵穴を選んでいれば簡単に勝ててたってのか…!?」と言うも、それは無理な話だ、と一蹴される。

君は虎でも威を借る狐でもなく 自分の小ささに潰された ただの人間だからね

シシガミさん これでわかったろ?

「鏡の中に 君を助ける答えはない」

ゲームは決着。

宇佐美は御手洗に賞金を渡すよう促す一方で、獅子神に手の治療について尋ねる。

だが獅子神は治療を拒否。

これは自分への戒めだ…!! 傷はこのまま残す!!

真経津は笑って「へんなの」と返した。

反対に、御手洗に賞金の8,000万円を持ってこられても、真経津は興味もなさそうにしている。

お金は君たちに任せるよ

それより早く次のゲームをしよう

「これからどんどん楽しくなるよ ボクが楽しむためにね」

ゲーム終了後、宇佐美は疲弊しきった御手洗に感想を尋ねた。

御手洗は、嫌いなモノは嫌いな理由が言えるのに、好きなモノについては好きな理由がうまく言えないと話す。

でも あの場所で勝負を見るのは とても好きです

負けた獅子神さんだって 並の人間じゃなかったはずなのに 真経津さんは 意に介さず負かしてしまった

僕は見たい

真経津さんが楽しいと思える程 強い相手との勝負…そして

「楽しみ抜いた果てに負ける 真経津さんの顔を見てみたい」

その為なら 僕はなんでもしますよ

感想

全部当たりってそんな

確かに、「最低一か所」とは言ってましたが…。

普通に考えて、そんな事しません。

全くメリットがない!!

…が、真経津さんは獅子神さんの性格を見抜き、全くメリットの無いその設定で勝ち筋を作ってしまいました。

相手が何かイカサマをしたのかも

だとしても、途中までは乗ってやろう

この2つを満たす相手ではないと、今回の作戦はハマらなかったはずです。

真経津さんが心動かされるもの

向上心の塊・獅子神さんは、手の治療を”自分への戒め”として拒否しました。

治療費用100万円…。高いような気がしますが、どうなんでしょう…?

真経津さんは「へんなの」と言いつつも、かなり楽しそうです。

この楽しそうな表情と、賞金の8,000万円を見た時の表情が、すごく対照的です…。

闇の御手洗君

「嫌いな理由は説明できるのに、好きな理由は話せない」

これはちょっと分かる気がします。

そして、理由は分からないけれど、御手洗君はギャンブルを見ることが好き、と。

その結果が

楽しみ抜いた果てに負ける 真経津さんの顔を見てみたい

ですよ。

えっそんな…。

6話で気になっちゃった種が、芽吹いてしまいました。

夢とか目標って、初めはぼんやりとしていても、言葉にすると明確になりますよね…。

これが、御手洗君が特別審査課で働くための目的となったわけです。

-ジャンケットバンク, ジャンケットバンク感想
-, , , , , , ,