前回までのあらすじ
本編あらすじ
これまでの展開が、真経津に誘導された通りのものだったと語る眞鍋。
1ラウンドと2ラウンドで眞鍋の実力を測り、3ラウンドであいこのループが実現できることを確認。
そして今、あえて自分の嘘とこれからの狙いを明かした真経津の本当の狙いとは。
「早く札を出すんだ」
「さっき出し損ねたヤツがあるだろ?」
「授業が止まってしまう」
第4ラウンド2戦目 | オーダー | 残り手札 | ストック |
真経津 | ICE パー(-5℃) | HOT パー(+5℃)、HOT チョキ(+2℃)、 ICE チョキ(-2℃)、ICE グー(0℃) | -5℃ |
眞鍋 | HOT グー(0℃) | HOT チョキ(+2℃)、 ICE パー(-5℃)、ICE チョキ(-2℃)、ICE グー(0℃) | +5℃ |
「ご覧の通り 晨は部屋を冷やしたいんだ」
眞鍋は御手洗にこれまでの流れを解説しだした。
このゲームで相手を殺す───つまり、人を殺すほどの温度変化を引き起こすには、3ラウンドのような一方的なあいこのループが必要になる。
だがこれは圧倒的な実力差か、両者の協力がなければ起こり得ない状況。
真経津はこの正攻法を早々に切り捨て、「引き分けのまま4ラウンドを終え、2人共焼け死ぬ」という策を考えついた。
そこで大事になってくるのが、自室の元々の室温。
1ラウンド、2ラウンドで真経津は冷風に差があったと語っていたがそれはブラフであり、実際には体感できるほどの差はなかったのだろう、と眞鍋は言う。
「風の強さに差がないのであれば 当然寒い部屋ほど室温は上がりにくい」
「できるだけ部屋を冷やし4ラウンドを終わらせる それが君の真の狙いだ」
つまり真経津は、もう一度あいこによるループを、今度は冷やす方向で起こそうとしている。
ただし、100℃の熱風が吹く前には10分間の待機時間があるため、下げ過ぎてしまっては熱風が吹く前に死んでしまう。
真経津は自身が耐えられるギリギリの温度でループを止めたい。
そして眞鍋は、絶対にループを止めず、確実に真経津が死ぬ温度まで部屋を冷やすという。
「僕たちの目的は同じだが 求める寒さのレベルは違う」
「選択肢が尽きた 君は落第だ」
だが真経津は「眞鍋さん 君は最高の男だ」と返す。
「君なら ボクの知らないことを教えられるかも」
「寂しいな 授業もじきに終わる」
感想
冒頭の自転車指導眞鍋先生
可愛いですね!
御手洗君のモノローグが完全に読者と一致
真経津さんの真の狙いをきかれた御手洗君。
しかし御手洗君は「わかりません」と答え、眞鍋先生は「友達想いのいいやつだな でも僕に嘘はつくな」と返しています。
このやり取りについて、ヤンジャンコメント欄では「御手洗君は本当に狙いが分かっていなかったのでは…」と言われてました。
ただそうなると、眞鍋先生の目力と矛盾してしまうので
「本当の狙いは分からないが、作戦を明かした事も真経津さんの作戦のうちでは」と御手洗君は感付いていたのではないでしょうか。
そう、我々読者のように…
加えて、最後の「いつもなら 真経津さんがやるヤツじゃん」がトドメでしたね(笑)
白金主任の本音
これも読者とシンクロしてますね(笑)
最高の男だ!
…!?
真経津さんコレ、今までの発言の中で最高の誉め言葉出てませんか!?
やはりこれは、真経津さんは今までの「押されているフリ」ではなく、本当の本当に追い詰められているのではないでしょうか…!?
追い詰められている、とは書きましたが、真経津さんは己の全力が通じない相手が現れたとしても、心の底から楽しんでいそうな気がします。
最終ページの不敵な笑みを見ていると、そう思えてしまうのです。