前回までのあらすじ
M(眞鍋先生)
M(マジで)
T(つおい)
本編あらすじ
ギリギリまでループで室温を下げ、ペナルティの100℃に耐えて勝つ。
眞鍋はそれが真経津の作戦であると説き、それを信じたくない御手洗であったが、目の前の光景はまさに眞鍋の説を証明するものとなっていた。
限界点までは「真経津の部屋を冷やす」という目的が一致しているため、ぐんぐんと真経津の部屋の温度ストックは下がっていく。
眞鍋 | 真経津 |
+5℃ | -65℃ |
このラウンドが限界点だ、と語る雪村。
ここでループが終われば、現在53℃の真経津の室内は-65℃に「壊れた冷房」の-10℃が加わり、-22℃まで下降する。
熱風に耐えるために被った水、さらに高温による汗で湿った普段着では、それ以上の低温に10分耐える事はできない。
ここで読み勝てなければ真経津は死を避けられない、と言う雪村だったが、なぜか宇佐美は笑みを浮かべている。
「そして伊藤班が解任戦に勝利すると?」
「…そうです 何かおかしいですか?」
「いえ ただ気になっただけですよ」
「どうしてそんな記念すべき場所に───」
「伊藤君がいないのかと」
13回目の4ラウンド3戦目。
ここが真経津と眞鍋が「仲良し」でいられる最終地点だ、と審査役の白金がアナウンスする。
暑さのために意識を失いかける真経津。
「そんな状態でどうやって僕に読み勝つ?」と問われた真経津は、「心配ないよ 友達に秘訣を聞いたんだ」と答えながら折り畳みナイフを取り出す。
「"自分より強ぇ奴と戦う時は 絶対にビビらねぇこと"」
「"あとは 気合いだ"」
そのままためらいなく、自身の手の甲にナイフを突き立てる真経津。
「暑いより痛い方がマシだ 目が覚めるからね」
「ユニークな解決法だ いい友達を持ったな」
「試してみるか? 友の教えに価値があったか」
「もちろん 帰って彼に伝えるよ」
「おかげで強敵に勝てたってね」
”あいこ”以外でさえあれば、勝敗さえつけばループ終了の条件が満たされる。
御手洗が強く祈る中、結果は───
第4ラウンド3戦目 (13回目) | オーダー | 残り手札 | ストック |
真経津 | HOT グー(0℃) | HOT パー(+5℃)、HOT チョキ(+2℃)、 ICE チョキ(-2℃) | -65℃ |
眞鍋 | HOT グー(0℃) | HOT チョキ(+2℃)、 ICE パー(-5℃)、ICE チョキ(-2℃) | +5℃ |
「聡明な皆様ならばもうお気付きでしょう!!」
「このあいこによって残った両者の手札では───」
「いかなる組み合わせで残り3戦を行っても いずれのプレイヤーも絶対に3勝以上することは不可能!!」
「───つまり」
「ループ続行確定ッ!!! 真経津晨に死刑宣告が下されました!!」
感想
ええ…!?え、えええ…!?
いや、え、え…?
ええ…?
えー…(宇佐美主任の話とか、真経津さんの話し方とか、確定演出だと思うじゃないですか)
え、え…(魚群演出だったじゃないですか)
えっえー(やっぱりサムしか勝たんのか?)
となるとやはり前回の鏡演出はサムではなかったのですね(えええええええええええええええ)
登山ネタ汎用性高いね
ブルー・テンパランス時も、登山好きゆえに気圧の怖さを理解していた雪村さん。
今回も、登山の話に例えて真経津さんのリミットについて語っていました。
やっぱりあおいちゃんの親戚なんじゃないですか??
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会