前回までのあらすじ
(特権カタログ見たかったな…)
本編あらすじ
伊藤班主任解任戦を前にした、各班。
特権を放棄した真経津の事を、「理の外を歩く異端の強者」「怪物と呼んでも遜色ない最悪の敵」と称する伊藤。
それでも宇佐美の勝負を受けたのはひとえに、伊藤も「怪物」を連れてくるから。
長期戦になれば不利になることは必須なので、これを奇襲によって制するという宇佐美。
「主任は 真経津さんの勝利を疑っているんですか?」
「まさか 誰が試合を組んだと?」
凄む御手洗を一瞬で黙らせる宇佐美。
そして彼は、御手洗に「そもそも君は誤解している」「伊藤君と同じ種類の勘違いをね」と語る。
伊藤は今、こう思っているはず。
「宇佐美銭丸は 真経津晨という強力な力を得て目が曇った」と。
伊藤は実力主義者であるが故、常に頂点しか気にかけない。───御手洗が、真経津を特別視するように。
「だから団体戦なのです」
「大将を討つために一騎打ちをする必要はない 徒党を組んで袋叩きにすればいいだけの話です」
「友情 努力 勝利 綺麗事じゃありませんよ」
「戦いに関わる者 全員が主役なのです」
宇佐美と伊藤。
どちらも違う言葉で、同じ内容の激励を部下たちに贈る。
───この班に無能はいない。
───戦いが終わるころには、いずれかの班が消えてなくなる。
───だが、覚えておいて欲しい。
───勝つのは、自分たちだ。
間もなく解任戦が始まる。
白金班では、部下の蛇谷絵美里(ヘビタニ エミリ)と灰谷蓮司(ハイヤ レンジ)が白金に「解任戦を見に行かないのか」と質問していた。
やる気を全く見せない白金に、灰谷は「この解任戦の決着が付いた時、我々はどう対応すれば」と尋ねる。
「んなモン決まってんだろ」
「適当にやる いつも通りな」
白金の言う「適当」とは、「オレ達が一番楽して一番得する」というもので、「それが一番難しいんだろがバ───カ」と灰谷はぼやく。
一方蛇谷は「急いで解任戦やりすぎじゃありません?」「あの人達なんか焦ってるみたい」と口にする。
それに対し白金は、宇佐美と伊藤がやっている事はとどのつまり兄弟喧嘩みたいなものだ、と例える。
「家中ひっくり返して大暴れした悪ガキ共が 有無を言わさず黙らされる瞬間はたった一つ」
「パパが 家に帰った時だ」
感想
特4祭り!
宇佐美班と伊藤班に加え、白金班のメンバーが登場です!
蛇谷絵美里(ヘビタニ エミリ)さん、24歳。
灰谷蓮司(ハイヤ レンジ)さん、26歳。
蛇谷さんはカジノにいるセクシーなお姉さん風の恰好をしてます。
なんか…ありますよね?こういう恰好。
名前分かりませんが…
ケツからの登場です。(是非ともご自身の目でご確認ください!)
灰谷さんはイケメン風ですが、会話のテンポやら発言内容やら、独特ですね。
また、白金班の執務室が映っていましたが、お菓子がたくさん詰まった容器やゲーム機など、とにかく「楽しさ」が見て取れます。
しかし、白金主任の「適当」のくだりなども考えて、白金班が特4の中で最もIQが高いメンバーが揃っていそうだな、と思いました。
何か…こう…
頭いい人ってこういうイメージありませんか??(最高に頭の悪い発言)
パパ
白金主任が「パパ」と称した存在。
宇佐美主任と伊藤主任が「兄弟喧嘩」と称されるのであれば、パパとはすなわち───特4の課長でしょうか。
海外出張とかしてるんですかね。
「まさか 誰が試合を組んだと?」
宇佐美主任の貫禄ムーブ。さすがです。
というか御手洗君なぜ嚙みついた。
友情・努力・勝利
ジャンプの合言葉をこんなに邪悪に言うとは…。
いやでも、一応宇佐美主任の言っている内容自体は真っ当なんですよね。
敵を倒すために、何も一人だけで頑張る必要はない。
仲間と協力して、勝利を勝ち取る。
ライフ・イズ・オークショニア時、私は「宇佐美主任は獅子神さんをスターギャンブラーにさせようとしている?」と考察しました。
それは外れましたが、獅子神さんのレベルアップを図っていたという事が正解なのではないでしょうか。
真っ当な内容を邪悪に話す宇佐美主任…。