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【ジャンケットバンク】第133話 ヤダ、不穏な流れ…【ネタバレ】

2023年11月16日

前回までのあらすじ

獅子神さんピンか~!

本編あらすじ

試合開始前。

村雨と天堂は、なぜ自分たちがタッグ戦をする事になったのか、渋谷達に問い質していた。

その疑問については「宇佐美主任の考えなので私らにはなんとも」という答えしか返ってこなかったが、ひたすらに仲の悪さだけが目立つ村雨と天堂。

しかし逆に渋谷が「互いに互いを 相棒としては実力不足だと?」と質問すれば「まさか」「何の問題もない」と迷いのない返答。

だがお互いの我が強すぎる故に「タッグ戦が滅多にない理由がわかるね」と締められる始末。

一方、牙頭は雪村に「オメェがウェイトレスやれば死ぬ程客が来る!!」と、何度目になるか分からない勧誘をしていた。

※雪村は男です

その傍ら、漆原は蔵木に「最近何か変わったことは?」と声を掛ける。

担当ギャンブラーの死亡などを告げた蔵木に「いい奴らだったかい?死んだ奴らは」と問う漆原。

それに対し蔵木は「関係あります?死んでしまったのに」と答え、そのやり取りに安堵を覚える両名。

そろそろゲームが始まります その前に一つお尋ねしたい
勝てますよね? 今日の勝負

「「どうだろうな」」

勝負に絶対はねぇ 世の中にはやべぇ奴らがウヨウヨいる

実力も才能も100%発揮できるとは限らない ただ一つだけ言えることは

そのことを理解している 僕達は強い

一方───

「「100%勝つ」」

崇高な神の意志の前では 人の子の力など及ばぬが道理

私の診断が誤りである可能性は このマヌケが本物の神である可能性と同等に低い

あとは隣のマヌケ(愚か者)が 私に従うだけだ

両名が入場した会場は、オペラハウスのようなステージ。

ご来場の皆様!! 大変おまたせいたしました!!
只今より本日のスペシャルマッチ───
宇佐美班対伊藤班!! 主任解任戦の一回戦を開始いたします!!

班の存亡をかけた最後の争いの初戦!! この戦いはルールこそ1/2ライフ準拠ですが───
現れた4名のギャンブラーは 全員が班の頂点に立つ最高の強者達!!!

…オイ
オイオイオイちょっと待て

中継を見ていた獅子神が呟く。

ってことは次の試合
オレが個人戦か?

よかったね獅子神さん 勝った時のカッコ良さ独り占めだ

NEXT GAME「ピーキー・ピッグ・パレス」

感想

宇佐美班と伊藤班の対比

村雨さんと天堂さん…仲悪いなあ(笑)

(笑)がついてしまう、微笑ましい仲の悪さなのですが、牙頭&漆原コンビを見ていると、不穏さが出てきます…。

村雨さんは前回も獅子神さんとタッグバトルに挑んでいましたが、その時は1人突出していた、そして何より「村雨さんは獅子神さんより秀でている」事を獅子神さん自身が理解していました。

だから村雨さんの策に、獅子神さんが素直に乗ってくれたという事も大きかったはずです。

しかし今回、2人の力量は恐らく同等。

お互いの力量は認めているものの、「勝てるよ。自分の言う事を聞いてくれるならね」というスタンス。

これは…前回よりも協力プレイが難しいのではないでしょうか?

会場に入る前の「今回の勝負に勝てるか?」に対する答えも、正直、牙頭&漆原ペアの方が大人な回答です。

更に今回のタイトル「1:1:2」。

村雨 vs 天堂 vs 牙頭&漆原

という風にしか見えない…。

うーん、これちょっとマズい流れかも…?

地味に好きなシーン

牙頭さんと雪村さんのやり取りも面白いのですが、漆原さんと蔵木さんのやり取りが結構好きです。

お互いに「世の中の倫理からちょっぴり外れている事を自覚しており」「少し周りと感覚が合わない」、そんな2人が同志と話せてほっこりしている…ような。

雪村さんの「だからアナタ達が好きなんだ」というセリフも相まって、今回の伊藤班(ギャンブラー含む)はすごく雰囲気いいですね。

本編でも御本人が心配されている

前回も「エッ獅子神さんがピンで戦うって事!?」と私含めた読者に心配されまくっていましたが、

まさか本編で御本人が心配される場面が出るとは(笑)

読者全員で応援してますからね…!

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