前回までのあらすじ
真経津さんに見とれちゃった///女性陣がしんだ!!!
本編あらすじ
「集団」である強みを持っていた三角が、友達を見捨て始めた。
三角の世界は真経津によって破壊される、と語る宇佐美だったが、伊藤は「随分と見苦しい夢想だな」と切り捨てる。
「まさか わからんわけでもないだろう」「無駄なゴミを廃棄したあと 世界には何が残るか」
11ラウンド2戦目、「トレジャー」側・真経津の札配置が終わった後、「マイナー」側・三角が「あーアタシ無理だわ」と呟く。
「オレも無理!ぜってー読まれる」「同じく」「私も自信無いわねぇ」「まあウチらいなくても読めるしね」「アイツ強すぎウゼー」「まあ潮時かね」
夥しい数の「友人」が「世界」を去る。
11R後半 | 岩残数 | 削岩数 | 連続削岩数 | 特殊アイテム |
真経津 | 19 | +2→+1 | 2/5→1/5 | 先人のツルハシ、無気力瓶 |
三角 | 18 | ±0→+1 | 0/5→1/5 | 先人のツルハシ、無気力瓶 |
真経津と全く同じ手を返す三角。
続く12ラウンド。
12R前半 | 岩残数 | 削岩数 | 連続削岩数 | 特殊アイテム |
真経津 | 18 | ±0 | 1/5 | ? |
三角 | 17 | ±0→+2 | 1/5→3/5 | 先人のツルハシ、大喰らいの人魂 |
12R後半 | 岩残数 | 削岩数 | 連続削岩数 | 特殊アイテム |
真経津 | 18 | ±0→+1 | 1/5→2/5 | 大喰らいの人魂 |
三角 | 17 | ±0→+2 | 3/5 | 先人のツルハシ、大喰らいの人魂 |
完璧ではないものの、喰らい付く真経津。
しかし、真経津、宇佐美の様子は決してこの状況を楽観してはいない。
削岩、そして洗浄が進む中、三角の中の「友人」はどんどん姿を消していく。
「みんなの声は もうほとんど聞こえない」
「賭場で出会った友達は 勝つために必要なことしか話してくれないんだ」
「寂しくて仕方ないよ でも酷く晴れやかでもある」
「人の気持ちを考えなければ 世界はあまりに明瞭なんだ」
三角の中に残った友人たち───それは、賭場で出会ったワンヘッドギャンブラー達だった。
「弱者を狩ることで集団を減らし 三角の弱点と思考を削り続けるつもりだろうが」
「奴は知らんのだ」
「怪物が 今まで喰ってきた怪物たちを」
感想
「生まれて初めて友達を失ったけど」
前回
前回
しかし、ワンヘッド戦を何度も勝ち続けている三角さん。「友達」に足を引っ張られるような事態、今まで一度もなかったのでしょうか…?
と書きましたが、三角さんの口ぶりだとこりゃ初めてじゃねえな…
と書きましたが、外しましたね。
いやまあ、外したという事は、それだけ真経津さんが三角さんを追い詰めている「怪物」だって事ですね。
喜ばしい事です!!
「ねえ先生?」
マナセンを思い浮かべた人は星の数ほどいたと思います。
私もです。
7人のワンヘッドギャンブラー?
ちょっと確信が持てないのですが…
浮かんでいる頭のうち5人が今まで三角さんが喰ってきた対戦相手、
三角さんの手元にいる頭が現在作成されつつある真経津さん自身と仮定します。
となると、6人のワンヘッドギャンブラー+三角さん自身と真経津さんが戦うという流れに…?
ヤバたん。
勝機があるとすれば、優秀なギャンブラー達が方針の違いで喧嘩してくれたりし…ない…?