前回までのあらすじ
辻永班もキャラ濃いわ~…
本編あらすじ
村雨邸の庭で動画の撮影にいそしむ黎明たち。
ポンと低圧室を買い、村雨が3分で獅子神並みのムキムキマッチョになる動画を作り、大笑いで盛り上がる。(注:中身は獅子神本人です)
「ワンヘッドに行くなら減圧くらい慣れとかなきゃ」と笑う黎明。
更に村雨を鍛えるグッズを続々注文している、という天堂だったが、村雨は「自分はワンヘッドになど参加しない」と取り付く島もない。
ワンヘッド昇格パーティーで盛り上がろうとしていた黎明たちはぎゃーぎゃーと文句を言う。
「たかがゲームに 命を賭けるのは馬鹿らしい?」
「無論だ 命より貴重なモノなどないからな」
それは誤解だ、と真経津は返す。
「ボク達は毎日少しずつ命を使ってるんだ」
「命より大切なモノがないのなら ボク達は何も望めなくなっちゃう」
だとしても無駄遣いする理由にはならない、と村雨。
「そうかもね」
「でも実際 みんな悪くない今があるのに ずっと同じ所には留まっていられない」
「望みは 勝手に足を動かすからね」
「お互い 命は大事に使おう」
「……」「当然だ」
一方、舞台は銀行へ。
御手洗は先ほど「宇佐美と解任戦の申請手続きを済ませてきた」と隣席の梅野に話す。
御手洗の行動力を称賛する梅野だったが、正直自信が持てない、と御手洗は弱音をこぼす。
「僕はただ 闇雲に暴れまわる 子供と変わらないんじゃないかって」
辻永主任に何か言われたのか、と察する梅野。
驚く御手洗に対し、「自分は元 辻永班だ」と梅野は答える。
「と言っても所属したのはたったの3か月ですが」
辻永班は超人が集まる精鋭部隊であり、クラウドのように情報を共有し助け合いながら、まるで一つの生き物であるかのように全員で目的を達成するという。
梅野はそこで役に立とうとした結果、自班のギャンブラーを殺してしまったのだという。
原因はリストの見間違え。
高い勝率が望める試合だけを組んでいるはずが、遥か格上の敵と戦わせてしまい、致死率の低い4リンクにてまるで嬲り殺されるかのようにギャンブラーの命を散らしてしまった。
その様はVIP達には大うけしたものの、梅野にとっては叫び出すほどのショックを与えた。
梅野もかつて辻永に「望みは何か」と聞かれたが、未だ明確な答えを持ち合わせていない。
「ただ」「受け入れられないモノを見つめ続けていれば 望みは見つかるという説が有力です」
梅野の告白に、宇佐美の『我々は敗者に 命運を委ねてはならない』という言葉が思い浮かぶ御手洗。
「…梅野さん」
「…実は…」
「ギャンブラーに尊厳ある死を」「これが君の原点でした」
唐突に表れた宇佐美に、動揺する御手洗。
「驚かせてしまい申し訳ない 盗み聞きするつもりはなかったのですが」
「君達の苦悩はわかります 誰も辻永主任のようにはなれません」
初めから自分の望みを知る者など稀。
かといって、探している最中で見つかるかどうかのアテもない。
「ですが忘れないでください」「君は迷い疑い怒りながら 結局の所勝利した」
「得て初めてこれが望みだったと気付くこともある ならば先へと進みましょう」
「辻永班との解任戦が たった今承諾されました」
「君の描いた夢物語の 続きを見に行くとしましょう」
感想
ワンヘッドレイジくん
・400m走を完走できない
・自転車に乗れない
・ヨガ中に事故る(???)
次々と衝撃の情報が…。
純粋に疑問なんですが、お医者さんって相当体力いる職業ですよね???
どうやって生きて来たんだろう…。
病気のお兄さんの心配してましたが、お兄さんたぶん弟のことめっちゃ心配してたと思いますよ。
低圧室ですが、恐らくですが車1台分くらいの価格で買えるようです。まあお安い(?)
「オレは昇格できなかったのに!!」
デッドマンズ・キャンドルライトの時とは違い、この場で嘘をついても意味はないですかね?
昇格条件が累計額に変わったので、ヒトを買い過ぎて昇格できない…というわけでもないでしょうし。
ちょっと意外ですね。
意地でもワンヘッドに行かない村雨さん
まあそりゃそうですよね…。
ただ、メタい話的には村雨さんは今後絶対ワンヘッドに参戦するはずです。
一体、どんな理由で参加する事になるのか…。
ちょっと気になってきました。
梅野さんの過去
土屋田さんが「元エリート」と言っていましたが、まさかの辻永班だったとは…。
「リストの見間違い」と言いましたが、…裏ありそうだよなぁ…。
いやまあ、たしかに梅野さんは登場初期も数字の見間違えというミスをしていましたが…。
記憶力は超人的だけどミスをしやすい、そこを逆手に取られて罠に嵌められた、という事はないでしょうか?
…入って3か月の梅野さんを罠に嵌める???
うーん…
こう、梅野さんの超人的な記憶力に目をつけて、辻永さんがスカウトしたものの、辻永班に置くには何か(辻永さんにとって)致命的な欠陥があった…とか?
でもなぁ…
それならそう言って班から追い出せばいい気もしますが…。
謎…。
4リンクで死ぬ?
サウンド・オブ・サイレンスみたいなヤバめのゲームもありましたしね…。
でもVIPの観戦はなかったような?
やっぱりちょっと特別なゲームだったんでしょうか…
「受け入れられないモノを見つめ続けていれば」
すごく崇高な考え方だと思います。
崇高…と評したのは、めちゃくちゃキツイ事じゃないですか、これって。
受け入れられない≒嫌い。
嫌いなモノを見続けるって、かなりメンタル削られますよね。
怖いモノを見続ける選択を取った「臆病者」の獅子神さんと、どこか通ずるな、と思います。
獅子神さんの場合は「勝つため」。
梅野さんの場合は「望みを見つけるため」。
御手洗くんの言おうとしたことは?
…なんなんだったんですかね??
ただこの後のやり取りなどで感じたのは、御手洗君の暴走機関車っぷりは、宇佐美主任が演出しているところがあるのかな、という事です。
…えっ?
既に皆さんご存知だった??
いや~申し訳ない…。
なんか、薄々感じるところはありましたが、今回みたいにこう、あからさまにされると「うわあ宇佐美主任悪い大人だ!!!」とビックリしてしまいまして…。
前から思ってましたが、御手洗君って、同僚と話す時はめちゃ好青年なんですよね。
今回宇佐美主任が(どう考えてもわざと)話に割り込んできたところを見るに、御手洗君が同僚と話して正気に戻るのは、宇佐美主任にとっては都合が悪いのでは…。
考えすぎかな?
