前回までのあらすじ
雛形の餓死は免れないこの状況。
突如場違いな拍手が響いたかと思いきや、登場したのは「特5」周防 要という男。
この先、一体何が起こるのか?
本編あらすじ
食事を提供し始めた特別営業課「特5」周防 要。
彼は観客のいかなる要望も叶えると宣う。
「我々の最大のウリである ギャンブルの手続きもすべて私が承ります」
「飢えた負け犬がいつ絶命するか それに賭けるのも一興かと存じます」
雛形を娯楽の対象として場を盛り上げる周防。
”富の器”の中で、雛形はあきらめたように笑う。
土屋田がまさに怒りを爆発させようとした寸前。
「ふざけんじゃねぇぇぇぇ!!」
御手洗が怒りを爆発させる。
雛形はすごいギャンブラーだった。
相手が真経津だったから負けただけ。
だというのに、馬鹿ないじめっ子のような真似をして───
ブチ切れた御手洗を止めたのは、周防。
周防は御手洗の首を拳で貫く勢いで締め、耳元で「特四の無頼(アウトロー)気取りが」「仲良しごっこはよそでやれ」と告げ、気絶させる。
場を騒がせた事を謝罪する周防だったが、この状況を楽しんだ一人の観客が、周防に何かの紙幣をちらつかせる。
周防は顔色を変えると、跪き観客の手の甲にキス。
「感謝します 必ずや序列を上げて再びお目見えいたします」
しばし時間が経ち、カラス銀行の医務室。
目を覚ました御手洗の傍らには、梅野がいた。
「御手洗君 悔しいですか?」
梅野の言葉に、気絶する前の出来事を思い出す御手洗。
「ギャンブラーが命を賭けて死ぬのは」「よくないけど いいんです」「でも」「あの人達は凄い人間だ」
「見送る時は もっと尊厳を持たせたい」
あんなクズ共の見世物になって欲しくない、という御手洗に、自分も同意見だ、と応える梅野。
しかし、無力な人間には何も変えることは出来ない。
「だから権力を得ましょう 主任の座を奪って」
突然の話に驚く御手洗。
もちろん宇佐美主任のではない、と前置きした梅野は説明を始める。
特四の行員は全員「主任解任権」を購入する事で、他班の主任の座を担当ギャンブラー同士の決闘で奪う事ができる。
当然「主任解任権」は超高額、だからこそ行員たちは他班からキャリアを集める。
そして特四全6班の主任のうち、自身を含む4名の推薦を得る事で、特別業務部四課の課長へ昇進できる。
特四の課長は賭博に対し絶大な権力を持っているため、「見世物」の廃止も容易ではないかと思われる。
「ち…ちょっと待ってください 4人の同意ってまさか… 主任の内3人を自分の味方にしなきゃならないってことですか?」
「その通りです 故に主任達は自分の部下を主任にするため延々と争っている」
そして6人の主任の中でも最も好戦的な2人───宇佐美 銭丸と、伊藤 吉兆は今まさに、2人対峙していた。
「俺の部下になれ 宇佐美」
感想
ブチ切れ御手洗君
雛形さんへの扱いに我慢ならず、怒りを爆発させた御手洗君。
当のクズセレブ方は「何やあいつ やかましいわ」といった程度の反応でしたが、土屋田さんや雛形さんの心には届いてくれた事を願います…。
そして周防さん…
細身の方に見えますが、片手で成人男性を締め落としてしまいました。
出典:ジャンケットバンク コミックス4巻より
怖ッ
宇佐美主任、渋谷さんに続き、腕っぷし強い行員3人目の登場です。

「腕っぷし強い行員」は「家電大好き芸人」と同じノリでお願いします
キャリアの奪い合いってそういう事か
皆、課長になるためにキャリアを奪い合っていたわけですね…。
つまり、宇佐美班のメンバーの誰か3人が主任になりさえすれば、どうにかなる?
特四は全部で6班あるそうですが、宇佐美班・伊藤班以外ってどんな感じなのでしょう?
「特に好戦的」なのがこの2人らしいので、あまりクローズアップはされないんですかね…?
独裁権の伊藤主任
ご尊顔登場です。
左目は義眼…?なのでしょうか。
ループタイのこの模様はなんでしょうね?
真経津さんのリボンタイ…ループタイ?と何か共通点があったりして!?と思ったりもしましたが、特になさそうです。