前回までのあらすじ
凸凹コンビ vs 公僕
ファイッ!!
本編あらすじ
今回の司会=審査役を務めるのは宇佐美。
主任が審査役を務める事に、銀行側の並々ならぬ気合いを感じ取る獅子神。
そして、対戦相手の時雨・山吹コンビが入場。
「まーた どうしようもなさそうなのが来たな」「ま 悪党の方がシバき甲斐があっていいけど」
「仕事柄多忙で申し訳ありません」「君たちのようなチンピラとは訳が違うのでね」
「勝てる気でいやがんのか?マヌケヤロー」「どうせ数字読めなくて遅刻したんだろ?」
「むしろ早く帰れそうでありがたいな」「無能な奴程 忙しそうなフリをする」
四者の睨み合いを「4人もいると和やかさも増しますね」と受け流した宇佐美は、そのままライフ・イズ・オークショニアのルール説明を開始する。
「人生とは命と引き換えに何かを与える”競売人(オークショニア)"」
「皆様にはこの”競り合い”によって雌雄を決していただきます!」
今回の賭金は一人につき4億円、計16億円の大金がこのゲームで動く。
そして今回は人数が多いため、通常の口頭説明ではなくデモプレイを行いながら説明をするという。
プレイヤー達はそれぞれ、チームメイトが正面にくるようテーブルを囲んで椅子に着席。
テーブルからはそれぞれ、4枚の競売札が現れた。
ゲームの目的は、「ライフダイヤ」という宝物を競り落とす事。
そのために、プレイヤーは「親」を決め、左回りに札を選択。全員の選択が済んだところで札を公開し、最も数字が多いプレイヤーが勝利となる。
デモプレイでは
デモプレイ | 数字 | ??? | ??? |
村雨 | 1 | ??? | ??? |
獅子神 | 4 | ??? | ??? |
山吹 | 4 | ??? | ??? |
時雨 | 3 | ??? | ??? |
という結果となった。
2人以上の重複数字は無効となり、この場合、時雨の勝利となる。
この手順を1ラウンドとし、使用した札は廃棄し次のラウンドへと進む。
そしてどちらかが2勝するか手札が尽きるまでが1セットとなり、セットが変わると手札と勝利数もリセットとなる。
同チームが1セット中に2勝すれば、「ライフダイヤ」を1つ獲得。先にダイヤを3つ集めたチームの勝利となる。
だが、ただ札を出すだけの簡単なゲームなはずもない。
まず、ラウンドごとに競りに勝ったプレイヤーは、自身が提示した数字に応じた強さの電気ショックを与えられる。
また、勝利するごとに支払う命の総額が増加。勝てば勝つほど電流は強くなり、提示額が累計16を超えると絶命もあり得るという。
「支払えぬ額を提示せぬよう 十分気をつけて競売にご参加ください」
感想
司会はまさかの宇佐美主任!
なるほど、特別交流戦(スペシャルイベント)にふさわしい司会ですね。
宇佐美主任がゲームに登場するのは「気分屋ルーシー」以来。
あの時も獅子神さんのゲームでしたし…何気に獅子神さんと縁がありますね(笑)
片伯部班の行員気になる!
パンツスーツのお姉さん!!!
やったーーー!!!
ハナちゃん(仮)と言うそうです。
そしてもう一人の行員さん、親しみやすい口調ですがよく見るとエグイ量のピアスです。
雪村さんを超えた…?
恐らくそれぞれの担当ギャンブラーの後ろを歩いているようなので、
山吹さん:ハナちゃん(仮)
時雨さん:エグピアスさん
という割り振りに見えます。
ギャンブラー達もアクが強そうですが、この担当行員たち、全く負けていなさそう…。
実際ハナちゃん(仮)は山吹さんに怒鳴ってました
2022/10/6追記
本日公開された91話にて、ハナちゃん(仮)とエグピアスさんのお名前が公開されました。
煽り合いッ!
宇佐美主任には「4人もいると和やかさも増しますね」と流されていましたが、バッチバチです!イイですね!!
今までは一対一の煽り合いだったので、新鮮です!
ライフ・イズ・オークショニア!
ゲーム会場のあのやべぇ奴、バルーン…?ですかね。
というか、入って早々目に入るあの椅子…
完全に電気椅子ですね。
この時点で、このゲームに良い予感はしなかったというか…。
そして明かされるルール…
完全に「死んでも構わない」扱いじゃないですか…
そして、86話で次のゲーム内容について考えていた際、
https://mangawoyomu.com/junketbank86/
と書いたのですが、これ、ルール上同じチーム内でも仲間割れが起きやすそうですよね!
何故なら、このゲームの一番良い勝ち方は、自分は競りに勝たず、チームメイトだけが競りに勝つ事ですから。
自分へのダメージを最小限に抑え、ゲームに勝つにはチームメイトをハメるのは大いにアリです。
さて、ここで思い出して頂きたいのが、サウンド・オブ・サイレンス時の村雨さんです。
ゲーム中村雨さんは、一度も有害音楽鑑賞を行おうとしませんでした。
…そんな村雨さん。
果たして自分から、積極的に競りに勝ちに行こうとするでしょうか…?
…うわぁ…
これ…すごいゲームだな…
「ダメージを耐える」という意味だけでは、かなり真経津さん向きのゲームのような気もします。
2022/9/9追記
Twitterでご意見頂いたのですが、村雨さん、2巻17話にて2分レコードを取りに行こうとしていました!
次話にて「リスクを取るよりも場所が確実に分かる0分レコードを取る」という結果になりましたが、結果しか見ておりませんでした…!
申し訳ありません。
デモプレイ
感想内に出てきた表の「???」部分ですが、「残り手札」「累計提示額」を記載していく予定です。
デモプレイ版に追記すると、このような感じです。
デモプレイ | 数字 | 残り手札 | 累計提示額 |
村雨 | 1 | 2,3,4 | 0 |
獅子神 | 4 | 1,2,3 | 0 |
山吹 | 4 | 1,2,3 | 0 |
時雨 | 3 | 1,2,4 | 3 |
しかし、デモプレイにてそれぞれ出した数字。
何というか、すでに戦いが始まっている感がハンパありません。
「デモプレイなので様子見」の村雨さん。
「デモプレイでも勝つ!」の獅子神さんと山吹さん。
「パートナーが最大数を出しそうなので、次点の数字を出してみる」の時雨さん。
…時雨さんに関しては私の想像が入っていますが、おそらく的外れではないかと思います。
村雨さんについては、この時点では「数字が大きいプレイヤーが勝つ」とは言われていなかったため、わざと一番小さな数を出してみたといったところでしょうか。
ブルー・テンパランスでも怪しいゲームだというのに点を稼ぐことの危険性を真経津さんが話していました。
オークションと言われてはいるものの、小さい数字を出して様子を見る、というのは堅実に思えます。
そして最大数を出した獅子神さんと山吹さん。
…結構、この2人は似ているところがあるのでしょうか?