怪獣8号

【怪獣8号】第50話 感想 娘の未来のために…!【ネタバレ】

2021年11月26日

本編あらすじ

鳴海達が現場へ急行する中、現場は四ノ宮と技師・来栖だけを残しほぼ避難が完了。

来栖は四ノ宮にも避難を呼びかけるが、

こいつは私の居場所を突き止める力を持っている

逃げられる相手ではない

と拒否。

また四ノ宮も来栖へ避難するよう言うが、「最後までお供させてください」と四ノ宮のサポートを買って出る。

来栖の決意を受け止めた四ノ宮は、そのまま識別怪獣兵器《ナンバーズ》の力を全解放。

それは使用者の命を削るものだが、対価として、大怪獣とほぼ等しい力を手に入れられる。

四ノ宮は識別怪獣兵器を全解放したまま隊式格闘術を連発。が、それでも9号は倒れない。

この現状に、四ノ宮は9号の強さだけでなく、自身の衰えも痛感していた。

次々と与えられるダメージのカバーに奔走する来栖。だがそれも手が回らず、鳴海の到着まで保つかどうかも怪しい。

倒すぞ 来栖

四ノ宮は自身の体の事など一切気にせず、残りの力を全て攻撃に回すよう指示する。

自身が2度と戦えない体となっても、防衛隊にはすでに、素晴らしい次世代が育っている。

自分は何も気にせず、この一戦、命をかけて9号を葬り去るだけで良いのだ。

―――妻が、6号にそうしたように。

四ノ宮の脳裏に、幸せだったあの頃の記憶がよみがえる。

「防衛隊になる」といった愛娘の言葉を喜びつつも、危険な仕事のため、複雑だというヒカリ。

けどもし―――…もし本当に この子が本気で その道を選ぶなら

私 心を鬼にしてこの子を鍛えるつもり 生き抜く力を与えるために

だからあなたは代わりに

この子のこと めいっぱい甘やかしてあげてね パパ

―――…

―――父親らしいことなど 何もしてやれなかった

せめて この一撃で取り除く

この恐るべき災厄を

あの子の未来に 残さぬよう

感想

父親の胸中

パパ……!

今回の回想を見るに、本当は四ノ宮長官も娘のキコルを甘やかしたかったのかな、と感じました。

キコルの子供部屋めっちゃ可愛いじゃないですか…!

可愛い壁紙、たくさんのぬいぐるみ、極めつけはお母さんのぬいぐるみ(笑)

なかなか、自分のお母さんがグッズ化してるってないですよ(笑)

本当ならば、ヒカリがキコルを厳しく鍛え、四ノ宮長官がキコルを甘やかす役目…になるはずだったようです。

しかし、6号を止めるためにヒカリが命を落としたため、それも叶わなくなってしまいました。

…今までずっと、「四ノ宮長官」はキコル視点で見てきました。

キコルが首席を取った時も、温かい言葉一つかけてくれない、冷淡な父親として描かれていました。

本当はもっと、娘に優しく、愛情を注ぎたかったのかなぁ…。

あと、四ノ宮長官が心の中で妻の事を思い出す時「君」と呼び掛けているのが、なんか…きます。

勝手なイメージですが、四ノ宮長官のようなタイプって妻の事を「お前」って呼びそうじゃないですか。

何というか…「君」呼びって、四ノ宮長官、本当にヒカリの事を愛していたんだなぁと思わされます。

馴れ初めの気になる2人ですね(笑)四ノ宮長官、ベタ惚れだったんじゃなかろうか…?

技師の人=来栖さん

前話の乃木坂さんに続き、エピソード5から頻繁に顔を出していたセンター分けの技師さんの名前がしれっと判明しました!

来栖さんです!

第3部隊編の時の、小此木ちゃんのようなポジションの技師さん。

彼もまたこの場が危険と分かりつつも、識別怪獣兵器の制御のため残ります。

ちょ、格好良い…!

四ノ宮長官もまた、彼の決意を汲んで「行こう」と応えるのがたまりません!

素晴らしい次世代

実はちょっと引っかかってるのが、四ノ宮長官が「次世代」を想起する時、一番に来るのが鳴海である事。

あ、そこキコルじゃないんだ…という気持ちになります。

まあ、防衛隊付き合い(?)的には鳴海の方が長い…というか、鳴海が日本最強となった背景にも四ノ宮長官は関わってそうですし、一番弟子のような扱いなのかもしれません。

(キコルはたしか、アメリカに留学してましたしね)

「次世代」の中にカフカもいて一安心…!

そして長谷川副隊長、やはりあなたの武器ってそのアーマーなんですか!?

最後に

次回は来週、12/3(金)更新予定です!

ちなみに同じ日に、怪獣8号の第5巻が発売となります!

鳴海隊長のプロフィールが今から気になって仕方ありません(笑)

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