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【ジャンケットバンク】第124話 君は完璧で究極の教育者【ネタバレ】

2023年8月10日

前回までのあらすじ

死のループ続行が確定となった真経津。

一体ここからどうやって勝つというのか…!?

本編あらすじ

https://twitter.com/itch_itch/status/1689294021561405440

この状況が認められない御手洗。

だが「協力」をやめた眞鍋によって、ループはまだまだ続けられる。

とうとう限界の温度を超え、なんと-123℃の室温変化が真経津に襲い掛かることに。

恥じることはない 僕の前に立つ全員がそうだった
誰も耐えられないんだ 僕の教育には

確かに君は厳しい
でも楽しい授業だった 終わるのが残念だよ

…本当に 君とは別の場所で会いたかった

室内に冷気が吹き込む。

ガラスが凍り付き中も見えない状況で、御手洗は「かがんでください!! できるだけ部屋の隅で!!!」「両手を脇に挟んで!! 心臓を守ってください!!!」と少しでも生存の可能性を高める声を掛ける。

だが、最終ラウンドは待機時間10分間がある。

-70℃の室内で10分間生存できる可能性は、文字通り万が一。

君のテストは 採点方法が間違ってる

暴力的な冷風に襲われているはずの真経津の声。

人生が永遠に続くテストなら 得点は生きていく程に増えていくはずなんだ
でも君は つけたマルより ついてしまったバツを数える
命に 満点なんかないのにね

この状況に及んでまでハッタリをかますのか、と驚く眞鍋。

ハッタリじゃないよ 君の弱点の話だ

圧倒的な強者であり、一分の隙もない教育者である眞鍋。

そんな彼は、あまりにも世界を信頼し過ぎている。

全ての努力と誠実さが報われ、全ての善行と悪行が評価され、全てを守れば完全に立派な大人になれると信じている。

だから思いもしないんだ
たかが温度差で 世界が壊れてしまうなんてね

先ほど、掌を貫いたナイフを取り出す真経津。

それを凍り付いたガラスに突き立てると───ガラスが砕け、真経津は凍り付いた部屋から飛び出した。

感想

御手洗君の求めるものってなんなんだろう?

真経津さんの死に顔を見たい御手洗君。

…と言うと身も蓋もないですね。

正確には「楽しみ抜いた果てに負ける真経津さんの顔」を見たい御手洗君。

つまり今回の戦いは、御手洗君のお眼鏡に叶うものではなかった、という事ですね。

しかし、眞鍋先生もかなりの強敵。

少なくとも、現在ゲームする姿が描かれているキャラクターの中では最強のはず。

それでも御手洗君にとっては「こんなところ」というわけです。

これってどういう事なんでしょう?

御手洗君にとっては相手の強さうんぬんよりも、「いかに真経津さんが楽しそうだったか」がキーポイントなんでしょうね。

…でも実際負ける時って、ああいう感じではない…のでしょうか…?

ガラスを破ったーーー!!!

高温から一気に低温まで冷やされたガラス。

それをナイフで破ってみせる!!

そんなのアリ…!?

いや確かに、「温度差でガラスを破る」的な事を考えていた人は大勢いましたが、カラス銀行がそんなやわなガラスを用意するとは思え

命を奪うオンボロダイナー

このダイナーは実にオンボロでしてね!

あっ…ヒント出てましたね…。

てっきり、エアコンの温度に関わる設定かと思っていましたが…そうか…。

確かに、プレイヤー同士は接触できないはずなのに「暴行禁止」のルールも不自然でした。

そうか…

つまりこのゲーム、両プレイヤーとも部屋から脱出する前提、そして結果的にジャンケンの勝ち数が多い方が勝つ、という道筋だったんですね。

コラボカフェ!?
https://twitter.com/itch_itch/status/1689117924911644672

すごい…!

こちらも行きます!!

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