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【ジャンケットバンク】第33話 感想 【え?】御手洗君の名言誕生【じゃあ負けじゃん】

2022年6月7日

前回までのあらすじ

御手洗君もイケメンですよね。

イケメンが、あんな顔をしてしまって良かったんでしょうか?

出典:ジャンケットバンク コミックス4巻より

本編あらすじ

最終ラウンド、初手「魔人」。

これは、天地がひっくり返ってもあり得ないほどの悪手。

もはやたった一つの感想しか浮かばない御手洗。

実質的な「降参」とも見える手だが、真経津の表情を見た雛形は「そんな単純な話か?」と思考を巡らせる。

真経津11,830
雛形476,976

真経津ほどの男であれば、初手「魔人」がどれだけの悪手か分からないはずもなく、また僅かだが逆転の可能性があったにも関わらず、勝負を投げるようにも見えない。

退室した30分、何かを仕組むならこの時だが、例えばすり替えで自身の手札をすべて「魔人」に変えることも、ルールで「3種6枚」と明言されている以上、それも叶わない。

であれば───

”安全に敗北したい”

このゲームには「降参」が許されているにも関わらず、真経津はそれをしない。

というのも、「降参」した時のペナルティと「敗北」した時のペナルティが同じとは明言されていないため、「降参」宣言した途端、文字通り”死ぬほど”の金貨が足される可能性もあるからだ。

だが、雛形の推理を聞かされても尚、真経津の気迫は衰えない。

御手洗は思わず祈ってしまうも、2戦目~4戦目は両者黄金、全く状況は動かないまま進んだ。

真経津757,120
雛形30,526,464

残る互いの手札は、

真経津───「黄金」と「盗賊

雛形───「盗賊」と「魔人」。

真経津が安全に敗北するには、雛形の「魔人」に「盗賊」をぶつけるしかない。

オレはそれを阻止する オレの最後の楽しみだ

…君は感情を読むんでしょ?

だから隠すのに苦労したよ

だって もしこの気持ちを抑えてなきゃ

「他の感情なんか潰れちゃうから」

雛形が見た真経津の感情───「楽しい」

───この男… 敗北確定のこの状況で なぜ勝ち誇ったような顔をしてる?

感想

「え?」「じゃあ負けじゃん」

こちらの記事で紹介しております。

名言ですね!

特にネタバレ要素はないので、ぜひお楽しみください。

溢れ出る感情

「無」の時もそうでしたが、本当に迫力のある描かれ方です。

今まで雛形さんが読み取っていた真経津さんの感情、あれは本当にブラフでちょろっと漏らしたものだったんだなぁ、というのがよく分かります。

ブラフ感情
出典:ジャンケットバンク コミックス4巻より

真の感情
出典:ジャンケットバンク コミックス4巻より

白黒の漫画なのに、極彩色の景色が広がるようです。

雛形さんが見ている世界、さぞ美しいのでしょうね…。

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