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【ジャンケットバンク】第27話 感想 ずっと化けの皮かぶってて

2022年5月23日

前回までのあらすじ

土屋田様がみてる…!

本編あらすじ

第1ラウンド1戦目。

両プレイヤーの選択は「黄金」。

よって、真経津・雛形両名共、金貨は「4枚」となる。

真経津4
雛形4

ゲームの内容は行員にも開始前には掴めない。

だからこそ、情報量、事前の契約が勝負を分ける。

土屋田は、監視カメラを利用した「覗き見」をする事で、絶対に負けないようにしていたのだ。

真経津は雛形に「いつもそうやって相談しながら戦っているのか」と問う。

「俺達のやり方に口出しするな」と答える雛形に、「別にやり方はどうでもいいけど」「そろそろ飽きてきたよ 君のぶりっこ」と返す真経津。

そのまま2戦目。

2人は1戦目と同じくどちらも「黄金」を出し、金貨はさらに4倍に。

真経津16
雛形16

御手洗は、土屋田が真経津の手札を覗き見ている事に気付く。

しかし、「今までの僕ならパニックになっていた」と冷静に考える。

自分が気付いているならば、真経津が気付かないはずがない。

戦う前から「私語の禁止」を命じてきた土屋田。つまり、土屋田側は自由に私語を使いたい=価値のある情報を得られるという事。

そして今自分が騒げば、土屋田は作戦を変えてくるかもしれない。

───気付かないフリをしろ

───僕は「無能な働き者」から 一歩先へ進むんだ!!

3戦目、またも両者「黄金」。

真経津64
雛形64

4戦目───ここからはカードは残り3枚。「黄金」「盗賊」「魔人」、それぞれ1枚ずつとなる。

「真経津は最後の「黄金」を選んだ 「盗賊」でいけ」

土屋田が指示を出した後、両者カードオープン。

───一体…どうやったんだ?

後ろから真経津の手札を見ていた御手洗ですら、真経津は絶対に「黄金」を選んだように見えた。

にも関わらず、真経津が出したのは「魔人」。

方法は分からないが、覗かれている事を逆手に取った不意打ち。

だが、雛形が出したカードは───「黄金」。

魔人」は「黄金」に対して何も出来ない。

このような手は、真経津の不意打ちを読んでいなければ打てない。

だが、土屋田はそのような指示は出していない。

…驚いたな もう遊ぶのはやめたの?

そんな所だ お前の言う通り潮時だろう

そこに在ったのは、唯々諾々と従うだけの男とはかけ離れた、醜悪な笑顔───

感想

さすがに御手洗君も気付くか

ダイナミック覗き行為、さすがにサクッとバレました(笑)

まあ一人だけ話すのを禁止されて、相手はめっちゃスマホ見ながら何やら担当ギャンブラーに話し掛けていれば、さすがに分かりますよね…。

そして御手洗君、「自分が気付いているなら真経津さんも気付いているはず」と勘の良さを発揮。

土屋田さんが村雨さんばりの観察眼を持っていない限りは、なんとかしのげたでしょう。

しかし…

雛形さん顔怖ッ!

途中デフォルメの可愛らしい顔が出ていた分、落差が激しすぎます。

デフォルメの可愛い顔
出典:ジャンケットバンク コミックス3巻より

怖すぎる
出典:ジャンケットバンク コミックス3巻より

後ろで見ていた御手洗君が気付かない真経津さんのすり替え…も十分すごい事なのに、この怖い顔がすべてを持っていってしまいました!

村雨さんも大概人間離れした方でしたが、村雨さんが「狂気」なら雛形さんは「不気味」。

方向性の違う怖さがありますね…。

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